フォーデック(広島市、石田信正社長)、加藤憲ホールディングス(名古屋市、加藤憲造社長)、レイメイ藤井ホールディングズ(福岡市、藤井章生社長)の文具卸3社は、7月3日、東京浅草橋の東京文具共和会館で、量販卸事業を行う合弁会社設立の説明会を開催、10月からスタートすると発表した。
合弁会社は、「株式会社九州リテールサポート」(福岡市)と「株式会社フォーデックGRS」(下関市)の2社。
九州リテールサポート社長にはレイメイ藤井執行役員の本田友之RS事業副本部長、フォーデックGRS社長には、フォーデック取締役の中嶋優一郎量販事業本部長が就く。
新会社2社に、加藤憲HDグループの加藤憲G.R.S(若林栄伸社長)と富士文具(石田義明社長)を加えた量販卸事業の売上規模は520億円になる。
3社は、量販・流通業界を取り巻く環境が激変する中、3、4年前からの物流コストの高騰が利益を圧迫し事業の再構築が必要という点で意見が一致し、今回の合弁会社設立につながった。
今年10月からは仕入れの一元化を図り、将来的には物流の一元化も予定し、収益の向上を描く。
なお、量販卸事業以外の一般卸など、各社事業部については、これまで通りとなる。
説明会には、3社のトップ、新会社社長のほか、業界の営業責任者や量販担当者など約120名が参加した。受付でマスクが配布されたほか、短時間での説明や消毒剤の設置など、新型コロナウイルスの感染予防が徹底された。
【株式会社九州リテールサポート 概要】
〒813-0034 福岡県福岡市東区多の津1丁目6番2号
資本金 1000万円
代表者 代表取締役社長・本田友之氏
【株式会社フォーデックGRS 概要】
〒751-0817 山口県下関市一の宮卸本町3番16号
資本金 1000万円
代表者 代表取締役社長・中嶋優一郎氏
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2020年07月04日
文具卸3社 量販卸事業の合弁会社を設立 10月からスタート
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