北海道、青森県一円および宮城県一部を商圏に持つ広域複合商社、大丸藤井(札幌市、藤井敬一社長)秋の商談会が、9月10日午後1時30分~5時30分、11日午前9時~午後5時、札幌市中央区のロイトン札幌で催され、113社が出展、578社966名が来場した。
10日午後1時からの開会式で藤井社長は「世界が恐慌の状況だが、北海道の財政は以前から悪化の一途だ。さらに民間企業が萎縮し、官需と民需がとみに厳しくなった。経済産業省の統計で、1月~6月の筆記具販売統計が18.3%ダウンしたという。オフィスのスチール家具にいたっては30.4%減少している。想像を超える状況だが、これは過去のスタイルでは顧客がついてこないことを表していると思う。この情報時代に、顧客の要求には何時でもどこでもキチンと応えなければならない。テーマの『リ・チャレンジ!新たなる挑戦』は、目前の難局を乗り切り、すこしでもよくなる、の2つを実現する場として捉えたい」と挨拶。
会場正門前に話題のギフト、ノベルティの「大丸イズム ウイズえぬなびぷらす第3幕」、業界初の新技術搭載の家具を揃えた「ニューコンセプトファニチャー」、社員が選んだ「コレコレ」、トレンド製品群の「トキメキ文具」、「特価商材」、最新の売れ筋雑貨「ラビタ」などがずらりと並んだ。
関連メーカーが関心事の「新製品コーナ-」には22社33品目が展示され、来場者アンケートは2日間で1700を越える項目記入があった。
新型インフル対策コーナーには、マスク、消毒、空気清浄機など10メーカーから50アイテムの製品が並び、道内でも危機管理が問われる中、人だかりが絶えなかった。
また今年7月のISOT2009で金賞受賞の日本理化学工業「キットパスきっず12色」を中心の「ダストレス教室」は、ユニークな企画として注目された。
見本市2日目の11日、午前8時50分の朝礼で石田 満営業副本部長(企画実行委員長)が「初日実績は受注額昨秋対102%、集客98%。営業力を上げて頑張ろう」と檄と飛ばし開始した。
2日間を終えた11日午後5時、閉会式で石田委員長が前年同期比売上高103.9%、同来場者数108.2%と発表した。
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2009年09月18日
秋の商談会売上 前年同期比3.9%増に 大丸藤井
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