文具卸、日東商会(村形彰治社長)の2009年秋の大見本市が9月2日、東京港区の明治記念館で開催され、首都圏を軸に全国から大手得意先440名で賑わった。前期業績も好調だった。
9時30分からの開会式で、村形社長は「不況、新型インフルに加えて政局の大転換の中、良質な顧客と新規出店48店舗の効果もあり、当社6月期決算売上は目標比101.6%、前期比106.6%だった。08年12月には福岡に駐在員1名を置き、名古屋拠点も2名から3名に増員。昨年には拡大とサービス向上を目的に物流拠点を江東区北砂に移転し、若干のトラブルで迷惑をかけたが今年5月から増員を図り21名で稼働している」と挨拶。
ただ今期は新店は数店のみで、量販店が各店舗の見直しに入り閉店も徐々に出るなどの影響が出ているため、店頭に特化した営業に専念し、店頭向け商品の推進、社員教育の強化を進めると述べた。
106社が出展し会場は文具・紙製品などの定番と、こだわりの雑貨の2会場で開催。入口付近には、出店各社新着の「秋の新製品」が格子状に紹介された。また日東商会提案コーナーでは、ユーザーの探していた文具に対して、具体的な商品名で応える「文具Q&A」を展示し、売場の即プラスとなる展示だった。
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2009年09月02日
新店効果で売上6.6%増 日東商会見本市に有力店
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