プラス(今泉公二社長)は、6月27日、今年4月にリニューアルした本社の虎ノ門オフィスをプレスに公開した。
プラスファニチャ―カンパニー(PFC)北尾知道プレジデントがプレゼンテーションを行い、まず社会背景について「働き方改革や健康経営への意識の高まりで、ファニチャー事業は追い風が吹いている。活力を生み出すオフィスに変えて、業績や企業価値の向上につなげていこうという流れがある」と話し、PFCは、スチール家具ビジネスの中で、同業他社とは異なるポジションとこれから違う山で1位を目指して成長し続ける」とビジョンを鮮明にし、その中でプラスグループ全体で家具の売上高を2020年までに500億円超に引き上げる」と目標を掲げた。
そのためにプラスファニチャーブランドの確立に向け、「ブランド価値向上」「EC事業強化」「高付加価値セールス創造」「生産設備革新」の4つの施策を2018年度に行う。
具体的なチャレンジとして、北尾プレジデントは「企業文化・理念の体現化としてのオフィス提案を推進する。『オフィスはメディア』であり、すでに1000人超のお客さまがリニューアル後の新オフィスを訪問されている。また木金混合家具シリーズの推進。ネット事業では拡大加速を計り、100億円弱に伸長させる」とした。
また「2020年並びにその先を踏まえたホスピ事業の受注活動強化と基盤整備を推進し、ジョインテックスカンパニーとの連携によるピース&案件での全国営業や中国・アジア市場へのアプローチを図る」と、多くの挑戦を推進する。
その後、新オフィス概要説明、内覧ツアーを実施した。
同社は2006年12月に音羽から虎ノ門に本社を移転。今回の新オフィスでは、2030年の近未来を想定、自分がオフィスで成長できるをポイントに、社員間で何度もワークショップを行ったという。
新オフィスでは、12階の1フロアから11・12階の2フロアに増床し、内階段でつないだオフィス空間へと、リニューアルオープンした。延床面積は約3020 ?屐?915坪)。
新オフィスのコンセプトは、「DEAI(出会い)」とし、人と人、だけでなく、さまざまな「DEAI」を実現するため、多様な人・情報が行き交うカフェをイメージしたサードプレイス発想の導入により、新しいコワーキング空間を設計した。
コンセプトをカタチにするため、?仝浚兇判于颪Ν¢仲間と出会う?£志と出会う?し鮃?と出会う?タ靴靴ぜ?分と出会う、の5つの「DEAI」をデザインの軸にした。
増床した新フロアでは、カフェのようなコンパクトなサイズ感、多彩なレイアウトで、増床したフロアを中心に、従業員数よりも多い座席数を用意。全員が自席を持ちながら、さまざまなフリー席を利用することで、1カ所に縛られず、仕事の内容や気分に合わせて好きな場所へ移動しての仕事を可能にし、さまざまな出会いを誘発することを狙う。
同オフィスには、コーポレート本部、ステーショナリーカンパニーなどが入居し、ワーカー数はリニューアルにより、約150人から300人に倍増した。
プラスは、7月11日(水)~13日(金)の3日間、東京ビッグサイトで開催される日本最大の働き方改革の商談専門展「総務・人事・経理ワールド2018 第5回 働き方改革 EXPO」に出展する。
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2018年06月30日
「オフィスはメディア」 2フロアに増床 プラス本社・虎ノ門オフィスを公開
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