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2018年05月07日

プラス、セーラー万年筆との業務・資本提携契約締結 筆頭株主に

 プラス(今泉公二社長)は、セーラー万年筆(比佐泰社長)と業務・資本提携契約を締結した。

 プラスはセーラー万年筆が第三者割当による新株式の発行により株式を取得、割当後は持株比率14・36%の筆頭株主となる。セーラー万年筆が4月27日開催の取締役会で決議した。

 プラスは紙製品メーカー、卸業を含む文具事業強化の取り組みの中で、筆記具の品揃え強化に取り組んでおり、万年筆などの高価格帯の筆記具を持つセーラー万年筆との連携を図るため、昨年4月、業務提携の提案を行った。

 これに対してセーラー万年筆は、高価格帯筆記具の国内外への販売拡大とともに、課題である普及価格帯筆記具の販売拡大、海外販売チャネルの拡大等を期待できるとして協議に応じ、両社は業務提携に関わる協議の過程で、提携の効果を最大にするためには、プラスがセーラー万年筆の一定数の株式を保有し、相互の経営の自主性を尊重しつつ、長期的なパートナーシップを構築することが重要であると判断し、今回の提携に繋がった。

 セーラー万年筆は今回の割当増資で得られた資金により、文具事業部の天応工場(呉市)建て替え資金の一部や、万年筆の生産設備、インクの生産設備・物性測定装置に充当し、生産能力や製品品質の向上に役立てる。

 同時に発表したセーラー万年筆の18年第1四半期(1~3月)連結決算は、売上高15億1千万円(前年同期比4・4%減)、営業利益3200万円(同32・5%減)、純利益4300万円(同37・9%減)。18年12月期通期は、売上高58億5000万円(前期比2・7%増)、営業利益1億2500万円(同674・7%増)、純利益9500万円(同4・9%減)を見込む。

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