三菱鉛筆(東京都品川区、数原英一郎社長)は10月21日午後5時25分から、東京千代田区の帝国ホテルで創業130年記念パーティを催し、国内の大手卸問屋と各地の販売店代表、イタリア、タイ、フィリピン、インドネシア、韓国、台湾の海外を含め計200余名の流通関係者を招いた。
オープニングで、同社130年の軌跡をビデオ映像で紹介し、その長い歴史をあらためて振り返った。
数原社長は「1887年(明治20年)真崎鉛筆製造所でスタートした当社は、創業時からの社是『最高の品質こそ最大のサービス』を頑なに守り、現在世界100か国の市場へ輸出する企業に成長し、今なお拡充している。今日はその大切なお客様に感謝をお伝えする機会とした」と挨拶、続いて全文連・森静雄会長が祝辞を述べ、東事協・鈴木眞一郎理事長が乾杯を発声し、開宴した。
パーテイは宴半ばに、ショータイムとして、日本のポピュラーミュージックの大御所である、谷村新司氏のコンサートが行われ、盛り上がりが最高潮に達した。午後8時30分、数原徹郎副社長の謝辞で閉宴、各地からの来会客は別席の二次会で交歓。出席者からは多くのお祝いの言葉が同社に寄せられた。
三菱鉛筆の前身は真崎仁六翁が1887年に東京の内藤新宿で水車を使って創業した眞崎鉛筆製造所。国産鉛筆として初めて逓信省(現在の日本郵政)へ「局用鉛筆」の納入を始めると、その3種類の硬度の鉛筆を記念して1903年(明治36年)に「三菱」マークを商標登録。採用された感動を後世まで残したいと考えた。さらに1952年(昭和27年)には社名も三菱鉛筆と改め、商品名との統一を図った。
同社の社是は「最高の品質こそ最大のサービス」、品質向上と技術革新を重ねロングセラー製品を多数開発した。1958年(昭和33年)に発売された高級鉛筆「ユニ」はその代表格。半世紀以上愛され続け、製品のえび茶色は三菱鉛筆を象徴するカラーになった。同社は高い技術力を背景とする商品を次々に生み出し、世界の筆記具市場においてトップ企業に目されている。
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2016年10月24日
谷村新司ショーで最高潮に 三菱鉛筆創業130年に祝いの言葉続く
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