東京の文具店で構成する、東京都文具事務用品商業組合(都文商、松本健次理事長)は、10月29日午後2時から同4時まで浅草橋・共和フォーラム3階ホールで「平成27年度アウトレット見本市」を開催し、小売店店頭の活性化を推進した。組合員約120名が出席し、毎年訪れる販売店が目立った。
同見本市は今年で7回目。文具オフィス用品メーカーと卸の計26社28小間が出展、年末にかけた季節商材を中心に、この日だけの特典目玉商品を売り込んだ。
開会式で松本理事長は「文具店は通販、店頭、納品、官公庁とジャンルを分けたルートで苦戦しているが、堅実な経営を目指す工夫と研究をしっかり進めよう」と挨拶した。所用不在の内田勇二郎委員長に代わり星野武雄副理事長が取引説明して開会。
メーカーによっては売れ筋製品と比較的滞留在庫の長い製品を超特価でアピールしたり、ブランドの異なる直近の製品を組み合わせ「宝箱」シールを貼って限定数量を開会早々に売り切り(東京クラウン)するなど、商談は熱気を帯びた。
午後3時過ぎには出展13社から賞品提供の景品抽選が行われ、にぎやかに進行した。また企画イベントとしてメーカー10社が新製品をPRする無料コーナーに人気が集まった。見本市は終始盛況のまま午後4時池田文雄副理事長の挨拶で閉会した。
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2015年11月14日
年末商材で盛り上がり、今年で7回目 都文商アウトレット見本市
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