3月1日にセイカと経営統合する、サンスター文具(東京、伊藤幸信社長)は、2月9日、台東区の本社で、統合記念の商品展示会について会見を行った。
伊藤社長は、「統合発表の際に統合までの期間が短いのではと心配されたが、順調に準備が進んでいるとお伝えしたい。2社が合宿して、互いの過去5年間の決算書を出し合うなど、嘘偽りのない確認を行なった。また準備委員会を設置して、その下に10のプロジェクトを設け、進めてきた。その都度、良いアイデアも含まれており、新会社発足に向けて、期待している。私が考える統合の最大メリットは、人材が厚くなることだ。セイカの幹部社員は大企業でキャリアを積んた人材が揃っており、こうした経験豊かな人材が揃うこと自体が、すでにプラスだ。いろいろなアイデアが出てきており、統合前後で実行できることもある」と述べた。
セイカ桃井社長は、「今回のフェアは新鮮さを前面に出したい大事なフェア。統合で一番良かったのは、商品開発について、外部からの視点による気づきがあり、見直すことができること。一番価値があることではないか」と挨拶した。
統合記念の展示会は、3月2日~4日、浅草橋の共和フォーラムで開催する他、11日~12日大阪(サンスター文具大阪店)、17日~18日名古屋(名古屋国際センター)でも行なう。展示会名は、「SUN-STAR GALLERY」で、3月から5月の新製品を中心に多種のキャラクター、ブランド、定番商品を展示する。テーマは「~we will change~」。
東京800名、大阪400名、名古屋200名の来場を見込む。経営統合に伴う共同開発製品についても同フェアでイメージを伝え、6月頃の発売を予定する。
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2009年02月10日
サンスター文具「人材」、セイカ「気づき」 両社長、統合メリット語る
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