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2013年08月05日

回を追う毎に充実、2300名超が来場 仙台Newステーショナリーフェア

仙台市の43販売店が主催し、75社が出展

実演コーナーの様子

 仙台市の文具店43店が委員会を立ち上げ、市内の大手法人ユーザーなどを対象にした文具の展示会「Newステーショナリーフェア2013」が、8月2日午前10時30分から午後7時まで、仙台駅近くのアエル5階展示ホールで催された。

 今回で5回目(2011年は中止)となり、会場は終日来場者で混雑し、合計で1909社2307名が入場した。

 テーマは前回に続き「来て・見て・触って・とくする市」。

 午前10時からの開会式で、フェア実行委員会を代表して、仙台文具事務用品組合の菊地和男組合長(宮城県連会長、キクチ社長)が、市内有力店15社代表と並び「時宜を得た企画と自画自賛しているが、メーカー、扱い店、ユーザーのメリットが一致した三位一体のフェアとなった。ご来場のお客様は東北圏を代表する法人やユーザーさんで、ここに出品商品の高品質と便利性を強く訴えていいビジネスにつなげて欲しい」と挨拶、出展メーカー75社を代表して、マックス金巻和広オフィスプロダクツ営業部部長が祝辞を述べた。

 また支援卸として仙台山三・円谷正蔵社長が「東日本大震災から2年5か月が経過したが復興への道のりは未だにの状況。強く生きぬくために従来の枠にとらわれない考えをもとう」とアピールし、長谷川豊会長も「エコール流通グループの結束と力強さで難局を乗り切る」と述べ、開会した。

 入口に待ち構えた多くのユーザーが一斉に入場、あちこちで盛んな展示説明の声が聞かれた。事務局によると開会直後から正午までの来場は、総入場者数の20%を越える約500名だった。会場奥に実演スペースが特設され、クツワの紙粘土、カモ井加工紙がマスキングテープ、河本防災が地場非常食、アウトレ
ットにはメーカー協力の400余点のセール商品、また南三陸から地元の工房デザインのクラフトと復興ダコが出品され、ワークショップや特価ものコーナー、ペン即席名入れコーナーは終始来場者で賑わった。

 アウトレットにはキヤノン、エプソンのA4プリンター(6980円)が2980円売りで注目され、置くと(受験を)パスするオクトパス(三陸名物のタコ)大小が並んで次々と手が伸び、雑誌『日経トレンディ』最近号に掲載され人気の”結ばない“靴ひも「キャタピラン」など、企画担当のアイデアが成功した。南三陸復興出品商品は、会場の売上全額がそのまま復興基金に寄贈された。

 フェアは午後7時、所期の成果を収め、白木屋白木社長の挨拶で閉会した。当日来場者の持参した(顧客名入り)封筒は当日中に各販売店に戻され、直ちに販促受注活動に入ることになる。

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