リコー(近藤史朗社長)は、1月29日、銀座の本社で新製品説明会を開催し、オフィスをはじめとしたさまざまな場所における会議やブレーンストーミングなどコラボレーションを円滑にするツールとして、新たにディスプレイタイプの「リコー インタラクティブ ホワイトボード D5500」を開発し、2月5日から発売する。販売目標は1,800台(2013年度)。
説明会には野中常務執行役員グローバルマーケティング本部長と花井NA事業部PJ・UCS事業センター所長が出席。
野中本部長は「リコーは、ドキュメント、ITサービス、コミュニケーションの3つの領域でリコーならではのお客様価値を提供している。その中で本日発表するインタラクティブホワイトボードは、ビジネスの現場で多様化するコミュニケーションに対応し、データの入力から出力までをトータルでサポートすることで、新しいワークスタイルを提案していきたい」を挨拶した。
続いて花井所長は「オフィスの環境下ではペーパー、デジタル、リアルの3つしかない。その中で会議や打ち合わせはデジタル化がしにくく、なかなか効率化できなかった。今回のD5500は、映す・書く・共有するを簡単にできる新しいコラボレーションツール」と説明し、具体的なビジネスシーンとして、設計画面やデザインを用いた遠隔会議、ホームページや動画コンテンツの校正作業などを例に、技術的特長やサービス連携を紹介した。また遠隔拠点との画面共有は他社にはないものだという。
同製品では、その場に集まったメンバーがPCやタブレット端末、スマートフォンなどの情報機器を本製品に接続するだけで、1つの大画面を見ながら共同作業をすぐに始めることができる。
持ち寄った資料のディスプレイ表示、電子ペンでの書き込み、会議結果の保存・共有といったインタラクティブな機能を限りなくシンプルにしたほか、ネットワークを経由した遠隔拠点との画面共有、テレビ会議システム画面の同時表示にも対応するなど、生産性をより高める遠隔コラボレーションも可能にした。
リコーは、プロジェクターやテレビ会議システムに加えて、今回の新製品を投入することにより、ビジネスの現場における共同作業の効率化や、組織の活性化を加速させ、新しいワークスタイルを提案する。
新製品はオープン価格だが、「希望価格は84万8000円」とした。
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2013年01月31日
遠隔拠点との画面共有を実現 リコーのインタラクティブホワイトボード
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