エコール流通グループ(ERG)らが合同主催する、文具業界最大級の見本市「第96回エコール春の見本市」が、1月18日、19日の2日間、浜松町の都立産業貿易センター浜松町館2、3、4、5階で開催した。
2日間で総来場者は主客3166名(前年同期実績2775名、前年比114.1%)、随行1684名(同1543名、同109.1%)の計4850名(同4318名)が来場し、前年比112.3%と過去最高を記録した。また売上高67億6100万円(同64億7000万円、同104.4%)と、春の見本市としては過去最高の売上高を達成した。
今回のメインテーマは前回に引き続き「新たな視点 魅せる売り場のご提案!」で、総出展社数は133社。
首都圏や東日本の販売店のみならず、今回からグループに加わった横山(兵庫)など西日本からの顧客や大手量販店バイヤーなど、全国から商談を主目的に、情報交換や得意先との交流が各フロアで繰り広げられた。
ERGでは、来場者数の増加について、「東京エコール長野営業部、京滋BS、横山による来場者数の増加要因で全体を2.3%押し上げた他にも、新規動員などがあった。場内では商談が多くなる傾向が見られ、遅い時間帯まで来場者が残っていた」とした。
またグループ総力を上げて企画する5階イベント館テーマは「スマートステーショナリー 新たなご提案!」。
いつでもどこでもスマートに仕事を処理できる文房具をスマートステーショナリーとして提案。体験型ミニ教室では、初めてのiPad、エコールの電子カタログ、マウス型スキャナ(キングジム)、Windows8、電子ノート(シャープ)などのデジタルを紹介する一方で、紙と筆記具の書き味体験などアナログ系も、スペースの無駄なく見事に融合させた。
見本市の付帯企画である、ワークショップにも多くの顧客が参加した。
見本市前日の17日に行われた「東京の“今”を感じるショップを視察する」には、67名が参加し、キデイランド原宿店、渋谷ロフト、丸善丸の内本店、東急ハンズ東京店の最新店舗等を視察。
また18日の講演会には、文具王こと高畑正幸氏による「文具王的『文具の楽しみ方』」に小売の現場を中心に117名が参加した。
さらに東日本大震災の復興支援として、南三陸を明るく元気にするキャラクター「オクトパス君」グッズの注文を会場内で受け付け、グループをあげての支援態勢を継続した。
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2013年01月24日
来客数が過去最高記録!場内で復興支援継続 エコール春の見本市
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