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2012年12月13日

クラウド活用 コクヨファニチャー「霞が関ライブオフィス」リニューアル 

チーム・プレイス。6人ではなく4人単位の島にすることで、それぞれが角を持ち、コニュニケーションが取りやすい

コワーク・ラウンジ

 コクヨファニチャー(黒田英邦社長)は、12月3日、千代田区の霞が関ビルディング内にある「霞が関ライブオフィス」のフロア全体をリニューアルし、10日報道陣に公開した。3年ぶりのリニューアルでは、昨今進化を続けるクラウド技術を活用したオフィス空間が誕生した。

 同オフィスの総面積は約800坪で、約400人が働く。

 今回は「霞が関ライブオフィス "NEXT OFFICE"」としてリニューアルオープンし、これまでのフリーアドレスやコミュニケーション提案に加えて、ICT(情報通信技術)の進化に伴う新しい働き方と、それに必要な空間やゾーニングのあり方を来場者に体感してもらう場として活用する。

 同社は、企業を取り巻く環境が劇的に変化する中で、オフィス内でのこれまでのチームコミュニケーションを見直し、従来との違いを生み出す新しい「強いチーム」のためのコミュニケーションが行える場を構築した。

 プレス説明会で、コクヨファニチャー福井正浩執行役員兼マーケティングバリューユニット長は、「今回のライブオフィスでは、働く場としてのオフィスに価値を見い出した。世の中の役に立つというコクヨ理念に基づき、今後もお客様の課題解決をするための空間を研ぎ澄ましていく」と話し、エコライブオフィスや上海デザインセンターなど、自社拠点を紹介した。

 続いて堀田巌スペースソリューション本部副本部長は「ライブオフィスはショールームと違い、働き方をみてもらう場。お客様にライブオフィスを見ていただき、『コクヨにぜひ自分たちのオフィスを任せたい』と言っていただけるような空間を創り上げた」と話し、概要を説明した。

 オフィスコンセプトは、「深輪・広縁(しんりん・こうえん)」。

 社内連携の輪がより深くつながる「深輪(しんりん)」と、社外との新しい人との縁を広げてつながる「広縁(こうえん)」の意で、ICTツールとクラウド技術を活用した新しいつながり。新しいつながりで、「経営と現場」「メンバー同士」「PJ内外」をつなぎ、変化に対応し、違いを生み出す「強いチーム」を目指す。

 オフィスゾーニングは4つに分けた。それぞれの狙いは次の通り。

 「シェア・フラット」は、マネジメント向けのフリーアドレス席を設け、「決める・発信する・浸透させる」を徹底的に行うことで、部門の壁を壊し、横連携を強化。「チーム・プレイス」は、外出時でもICTツールを活用して連携しやすく、社内では自然と集まりやすい。時間や場所に制約されないチームコミュニケーションを生み出す。

 また「コワーク・ラウンジ」は、社内にとらわれず様々な人の知識や経験および異質な価値を取り込み、新しいアイデアを具体的な形にする。「コミュニティ・サロン」は、顧客とのワークショップやパートナーとの共同セミナーを通じて、これからの課題を探求し、顧客課題と解決アイデアをつなぐ。

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