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2012年11月22日

密着をキーに成長モデル発表 1位に日興商会 コクヨKJM表彰大会

年間第1位に輝いた日興商会の藤繩社長(右)と黒田社長

黒田社長が経営方針を発表(11月19日虎ノ門)

 コクヨ(黒田章裕社長)は、同社製品の年間販売に貢献するKJM(コクヨジュウリーメンバーズ)会員のうち上位150社代表を、11月19日東京港区のホテルオークラ東京に招き、「第44回コクヨジュウリーメンバーズ表彰大会」を開催し、日興商会(尼崎市、藤繩健一社長)が1位に輝いた。

 午後3時35分、黒田社長のコクヨグループの現状などについての説明からスタートした。

 黒田社長は今期業績の見通しについて、売上高2740億円、営業利益50億円と発表し、グループの現状について「海外はバリューチェーンを新たに構築し、2020年に海外売上高比率30%を目指す。一方、国内はバリューチェーンを一層強化し、選ばれ続けるモデルを構築する。そのために、国内外で各200億円計400億円の成長投資を行う」と話し、コクヨの持続的再成長モデルに言及した。

 続いて「密着」をキーワードに、文具部門(コクヨS&T・森川卓也社長)では「KJM会員店に対しては、バリューチェーン密着で、編集を効かせたユーザー提案を行い、既存店品&新製品の売上拡大を図る」とし、ファニチャー部門(コクヨファニチャー・黒田英邦社長)では「市場規模は2013年がピークとなる中で、ファニチャー製品を中心に置いた、コクヨが考える、働き方・空間・使われ方と販売店の伝える力を密着させて、お客様に提案していきたい」とそれぞれ語った。

 今期のエメラルドコース(文具部門)の全KJM会員店1社平均売上推移は前年比100.2%(コクヨS&T売上は98.4%)、ダイヤモンドコース(ファニチャー部門)は同105.5%(コクヨファニチャー売上は105.0%)だった。

 表彰式では、取扱高増額ベスト30社、各部門の売上上位30社を、順次壇上で表彰。黒田社長から謝辞とともに楯などが手渡された。今期も文具、家具の両部門で年間を通して売上第1位は、日興商会だった。

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