3Mが今年1月、米ビジネスフォーム大手のエイブリィ・デニソンと結んだオフィスサプライ事業の買収計画が白紙に戻った。
3Mの文具・オフィスサプライ事業部の総括責任者であるジョセフ・シン副社長は「買収計画が解約されたことに失望した。5億5000万ドルの資金を投じ、この統合計画が市場における無益な販売競争とコスト増を軽減する目的だったが、米国法務省の方針に合わなかった」と語った。
エイブリィ・デニソンの事務用品・消費財部門の2011年の年間売上高は推定で7億6500万ドル。同部門買収で3Mの年間売上高は2%程度増えるとみられていた。
米国内の長引く失業やアジアからの輸入の影響で、厳しい環境にある事務用品業界は、最近統合が進んでいる。
文具と事務機のポータルサイト・株式会社ニチマ:文具の業界はあなたのライフ&ワークスタイルを支えています。
ホーム > ニュース
ニュース
2012年10月11日
3Mとエイブリィ社のM&A白紙に 米国業界
[最近の記事一覧]
- 2025.06.20日販と中三エス・ティ 共同商談会「Discover New Items 2025 Summer」
- 2025.07.15パイロット、成長するインドに直営店オープン 万年筆など高級筆記具扱う
- 2025.07.15ナカバヤシグループ、充実のリアル展示会に1642名来場 グループ8社が新製品など多数展示
- 2025.07.14大丸秋の商談会「大丸EXPO 2025」 9月11日~12日札幌で開催
- 2025.07.12「第40回2025年夏の文紙フェア」開催 猛暑にも負けず盛況! 2026年浜松町での開催予定発表