3Mが今年1月、米ビジネスフォーム大手のエイブリィ・デニソンと結んだオフィスサプライ事業の買収計画が白紙に戻った。
3Mの文具・オフィスサプライ事業部の総括責任者であるジョセフ・シン副社長は「買収計画が解約されたことに失望した。5億5000万ドルの資金を投じ、この統合計画が市場における無益な販売競争とコスト増を軽減する目的だったが、米国法務省の方針に合わなかった」と語った。
エイブリィ・デニソンの事務用品・消費財部門の2011年の年間売上高は推定で7億6500万ドル。同部門買収で3Mの年間売上高は2%程度増えるとみられていた。
米国内の長引く失業やアジアからの輸入の影響で、厳しい環境にある事務用品業界は、最近統合が進んでいる。
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2012年10月11日
3Mとエイブリィ社のM&A白紙に 米国業界
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