パイロットコーポレーション（渡辺広基社長）は、春の需要期に合わせて、「PILOT春の見本市　スプリングコレクション2012」東京を、1月24～25日午前10時から午後6時（26日は5時）まで、中央区日本橋蛎殻町のロイヤルパークホテルで開催したところ、2日間で目標を120名上回る1920名が来場、全国6会場計では4000名の来場者を見込む。

　今回のテーマは「いいね！を伝えよう。」

　東京会場は、午前10時の開場から来場者が切れ間なく来場。入口近くの中高級筆記具のコーナーから混雑し、例年になく展示コーナーの前には人だかりができた。

　2名で訪れた都内の販売店は「技術力の高いメーカー。やはり最新商材などの情報は押さえておきたいので」と、電車の遅れにもかかわらず開場早々に来場するなど、意欲的な販売店が多かった。

　新製品では、細身のボディとシンプルな形状クリップが特長の「グランセNC　春季限定色」（万年筆1万500円、BP5250円、シャープ5250円）を2月から発売。限定色はスイートピー、ブルースター、オンシジュームの全3色。

　「キャップレス・デシモ」(1万5750円)に新色(ブラック、レッド、ライトブルー、バイオレット)を3月から発売。

　木軸の筆記具シリーズ「レグノ」の新ラインナップとして、ボールペンとシャープペンシル(各2625円)を3月から発売。

　多機能筆記具「エボルト」シリーズに細身の軸で女性ユーザーに向けた新モデル「2+1　エボルト　スリム」(2100円)を3月から発売。

　外国人をコアターゲットに日本的な絵柄を施した多機能筆記具「2+1　雅絵巻」に新たな絵柄6種(各3150円)を4月から発売。新柄は、鳳凰、隈取、流水桜、紫陽花、菜の花、撫子。

　また、新カラーの「ドクターグリップGスペック　フロストカラーシリーズ」(全5色、630円)を2月発売、シャープペンシル「デルフル」新色6色(525円)を3月発売、0.3ミリの細書きシャープペンシルの限定デザイン8種「エアブラン　チャーミング×フェアリー」(210円)とシャープ芯「ネオックス・グラファイト0.3ミリ」(10本入り、105円)を3月から同時発売、ハイテックCコレト4色用ボディ「for happy season」(8種、210円)を3月から限定発売。

　また同社独自のメタモインキで印刷した「色変わりポストカード」(157円、2月発売)と「色変わりミニカード」(294円、2月)、フリクションシリーズ専用のイレーザー(105円、3月)、ホルダー付き消しゴム「ケシキーパー」(105円、3月)などの文具も発表した。

　今後は、2月2日～3日に福岡、2月7日に札幌、2月9日～10日に大阪、2月14日に名古屋、2月17日に仙台で開催する。