コクヨグループのカウネット(東京都港区)が、有職女性を対象に調査したところ、8割が「過去1年以内に自分用に文房具を購入した」と答え、購入場所のトップは店頭だった。
調査は、カウネットが運営するはたらく女性向け情報サイト「わたしみがき」で、11月11日から24日まで実施し、全国の有職女性316名から回答を得た。
「過去1年以内に自分用に文房具を購入したか?」という質問に対して、8割以上の人が「はい」と回答。さらに、購入したことがある人の約8割は個人で購入した文房具を「仕事で使う」としており、その理由として、使うことにより「楽しい気分になる」「仕事のモチベーションがあがる」などのメリットを挙げた。
また、購入した文房具について具体的なメーカーやブランドをあげており、こだわって購入している様子が伺えた。
過去1年以内に文房具を購入した人を対象に購入場所を聞いたところ、「お店のみ」が約6割、「ネットのみ」は約1割、「お店でもネットでも購入する」は約3割という結果。
使い勝手やデザインを確認してからの購入を望むためか、「実店舗利用者」(店舗のみでの購入者+店舗とネット購入の併用者)が約9割だったが、一方で「ネット利用者」(ネットのみでの購入者+店舗とネット購入の併用者)も約4割にのぼった。
また、情報の入手経路については75%が「店頭」と回答しており、次いで「インターネット」が約4割、「通販カタログ」が約3割となっていることからも、圧倒的に店頭派が多かった。
「今年はテレビや雑誌、インターネットなどで文房具に関する情報を目にする機会が増えたと感じるか?」という質問に対しては、約半数が「増えたと感じる」とした。
情報入手経路としての現状でのテレビや雑誌の比率はそれぞれ約2割だが、現在もムック本の発刊やテレビ番組での文房具の紹介が続いていることを考えると、今後、この比率は高まっていくと同社では分析している。
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2011年12月22日
店頭が圧倒的 働く女性の文具情報の入手経路 カウネット調査
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