コクヨ(黒田章裕社長)は、11月16日~17日、東京品川の東京ショールームで、「2012 KOKUYO FAIR」を開催。同社のファニチャー商材を中心に、新製品や空間のあり方、新しい働き方などを、メインのオフィス向け以外に、病院、官公庁、教育施設向けの提案も行い、8000名が来場する。
フェアのテーマは「ECO+CREATIVE 3.0 ~繋がる・創る・学ぶ場~」。
黒田社長は、16日朝の記者発表会で「モノの価値を高めるのはもちろん、モノを創り出す場として、徐々にワークスペースへの理解が高まってきている。オフィスの他、病院や官公庁でも創造力が支持される時代。当フェアを今こそ大勢の方に見ていただきたい。コクヨ単体では限りがあるが、多くの販売店の方と価値を共有できる場としたい。流通の皆様と繋がり、一緒に価値を創り、学ぶ場としたい」と、テーマの意味を紹介し、環境対応についても工夫を凝らしたと説明した。
またコクヨファニチャー黒田英邦社長は「経済環境は厳しいが、『顧客起点による価値向上』を図るべく、各提案を見ていただきたい。コクヨファニチャーは、モノだけを販売するのではなく、コトを提案し、多くの販売店と触れ合う機会を増やしたい。今フェアでは、当社の取り組みに対して共感いただけるよう、『いいね』カウンターを設けた」と、新しい仕掛けも用意した。
ショールーム5階の実験オフィス「エコラブオフィス品川」では、人と人との新しいつながり方を中心に提案。ショールーム3階と4階は、人とモノを繋ぐ視点から、新製品の紹介と共に、オフィス空間の他、子ども、医療・クリニック施設、教育施設、官公庁施設等の各空間でのワークシーンがイメージできるスタイルで来場者に体感してもらい、顧客が持つ課題を探りながら解決策を提案する。
また、フェア期間中、ソフトブレーン創業者の宋文洲氏や一橋大学大学院の楠木健教授等によるエコ・クリテイティブセミナーや各種ビジネスセミナーも開催した。
展示された主な新製品は、フラップテーブル「LISMA(リスマ)」、窓口向けロビーチェアー「Madre(マドレ)」、オフィスチェアー「AIRFORT(エアフォート)」、医療施設用「点滴スタンド」など。
また期間中、イシマル鈴木清巳チーフデザイナーによるカーボンチェアー「CHERCHEMIDI(シェルシュミディ)」を特別展示。重さ960グラムで、1脚約60万円とあって、来場者の注目を集めた。
文具と事務機のポータルサイト・株式会社ニチマ:文具の業界はあなたのライフ&ワークスタイルを支えています。
ホーム > ニュース
ニュース
2011年11月16日
人と人の新しいつながり方を提案 「2012 KOKUYO FAIR」開催
[最近の記事一覧]
- 2024.04.18新たなBtoBスタイルを確立 MDSが展示会と人気ユーザーイベントを同時開催
- 2024.04.17有隣堂 店舗の販売データの閲覧・分析ツールを提供開始 今後文具・雑貨も検討
- 2024.04.15コクヨが発表会 生成AI時代の実践力鍛える 社員が16個の生成AI業務アプリを開発
- 2024.04.13文具ブランド「ヒトトキ」がイベント 新製品「氷印」など発表 代官山T-SITE GARDEN GALLERYで
- 2024.04.13需要増の「推し活グッズ」も提案 「第69回PIショー春2024」池袋で開催