キョクトウ・アソシエイツ(邱五美副社長)は、2012年新入学商戦を前に、学習帳の新シリーズ「かんがえる学習帳」を発表した。学習指導要綱の改訂で、学習帳の重要性が増す中、シェアアップを狙う。
同社は、10月17日午後、東京会場となる墨田区の第一ホテル両国で発表会を開催し、首都圏を中心に北海道から中部エリアまでの代理店約90名が出席した。発表会は、大阪、福岡でも開催する。
「かんがえる学習帳」は、同社が2002年から販売していた「かんがえるノート」に替わる、全62種の学習帳の新シリーズで、今年12月1日から発売開始する。
新学習帳では、表紙デザインを低学年用と高学年用に2つのデザインを採用。表紙写真には、日本を代表する動物写真家、岩合光昭氏の作品を掲載し、子どもの感性を刺激する。
また、科目別に6色のカラフルな表紙を用意し、カラーはカラーユニバーサルデザイン機構の認証を受け、色覚の弱い児童が困らないように配慮した。
さらにユニセフ支援への協力、植材木を使用し、ノートの表紙裏面に掲載する学びのコンテンツを充実させた。
同社中畑敦夫企画開発部部長は、「当社は学習帳を作って90年の歴史がある。平成14年にかんがえるノートを発売し、今回7回目となる、さらなる新しい学習帳を発売する」と前置きし、学習帳へのこだわりとして「学習指導要綱への準拠、子どもたちにとって本当に使いやすいノート、教師にとって指導しやすいノートに注力した」と説明した。
小学校では改訂された学習指導要綱が2011年に完全実施され、授業時間の増加に伴い、教科書のページ数も増加。学習帳の重要性が増している。
発表会は、邱副社長が挨拶し、「東日本大震災で被災された皆さまにはお見舞いを申し上げます。被災地である東北や札幌からも来場いただき、深く感謝致します」と述べた。
続いて教育ジャーナリストの新村佳史氏による講演「『ゆとり』の次にくるもの」が行われ、新学習帳について中畑部長が説明後、APPジャパンエリア環境対応アドバイザーの寺崎孝穂氏が「植材木について」をテーマに、アジア最大の紙パルプメーカー、APPの概要などを紹介した。
第2部懇親会では、邱副社長の挨拶・乾杯で開宴し、久場幸治東日本営業部部長の閉会挨拶で終了した。
【かんがえる学習帳の主なラインナップ】
算数 国語 漢字 げんこう・作文 理科・社会 おたより 連絡 こづかい 絵日記 よいこ 自由・全科目
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2011年10月20日
2012年デビュー!全62種の新学習帳を発表 キョクトウ・アソシエイツ
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