メッセ・フランクフルト(HK)株式会社と香港貿易発展局(HKTDC)は、来年1月8日から11日まで香港コンベンション&エキシビションセンターで「香港国際文具フェア2024」(Hong Kong International Stationery & School Supplies Fair)を開催する。
同フェアは、HKTDCの香港おもちゃ&ゲームフェアと香港ベビー用品フェアと同時に開催され、ワンストップの調達プラットフォームと香港ベビー用品フェアを提供する。参加者にとってはアジアから世界へと発信できるクロスオーバーのビジネスチャンスとなる。
拡大された製品カテゴリーには、学用品、学習リソース、ギフト文具、ペンと紙、クリエイティブアート、事務用品が含まれており、さらにグリーンステーショナリーのカテゴリーでは、現代のオフィス環境にマッチする革新的で持続可能な紙製品を展示する予定だ。
カテゴリー別では、原材料の高騰などの課題が続いているにもかかわらず、特に学用品の分野で業界の回復が勢いを増しているという明るい兆しが見られている。
授業内学習が再開される中、この分野は2030年までに1,310億米ドルを超えると予想されており(※1)、市場シェアの点ではアジア太平洋地域がリードしている。
さらに、他の若い消費者グループも注目を集めている。一部の小売業者では、特に紙製品や筆記用具に関して、文具の総売上高の半分以上をミレニアル世代とZ世代が占めている(※2)。
デジタル技術の多用とバランスをとるために、この成長する新たな消費者層は、ユニークでオーダーメイドの文房具に引き寄せられている。
メッセ・フランクフルト(香港)株式会社の副総支配人、ジュディ・チャン女史は、同フェアを2024 年に待ち受けるチャンスと捉え、「フェアの新しい日程。フェアの核となる強みは変わっていません。その国際性と、学校、オフィス、教育用品の幅広い品揃えは、購入会社や販売業者にとって間違いなく魅力的です。一方、出展者もまた、この見本市が、外国人バイヤーだけでなく、さまざまな外国人バイヤーに会えるアジアで最高の場所であることを認識しています。この地域だけでなく、ヨーロッパや北米からも来ています」と話した。
2024年のフェアは、台湾文具産業協会、マレーシア文具輸出入協会、マレーシア文具書店連盟、タイ文具事務用品協会などのアジアの著名な文具協会から引き続き支援を受ける予定。
また「新興国市場における文具の動向」「AIで文具業界を変える」などさまざまなセミナー、ワークショップ、ネットワーキングイベントが行われる。単なる製品デモンストレーションを超えた臨場感あふれる体験を参加者に提供する予定だ。
注1 新学期市場規模は2030年までに1,311億8000万ドルを超える(デジタル ジャーナル: 2023年4月22日に公開)
注2 限界に挑戦: デザイナー文具は人気のファッショントレンドです(ガーディアン紙:2022年10月9日に公開)
香港国際文具・学用品フェアの詳細
www.hkstationeryfair.com
会期:2024年1月8日(月)~1月11日(木)4日間
会場:Hong Kong Convention and Exhibition Centre
主催者:メッセフランクフルト香港、香港貿易発展局(HKTDC)
【日本国内の展示会】
メッセフランクフルト ジャパン株式会社
https://www.jp.messefrankfurt.com/tokyo/ja.html
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2023年12月09日
香港国際文具フェア2024 来年1月8日開幕 文具売上の半分超をミレニアル&Z世代が占める例も
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