ゼブラは、春の新生活シーズンを迎えた3月30日、東京・銀座の銀座・伊東屋G.Itoya10階「HandShake Lounge」で、同社の美文字練習セット「ビモア」の監修にあたった、書家・美文字研究家の青山浩之先生によるお名前添削の特別なプログラム「美文字練習セット『ビモア』体験イベント」を、メディアと一般ユーザーの2回に分けて実施し、新生活に向けて自分らしい美しい名前の書き方の特別レッスンを開催した。
「ビモア」は2021年11月にゼブラが発売した、練習用のペンと練習法がセットになった新しい美文字練習セット。
青山先生が監修し、筆圧コントロールを学びながら自分らしい美しい文字が身に付く。ボールペンと動画による1日3分7日間のプログラム、コンパクトな練習帳がセットになった練習法は、自宅やカフェでも手軽に無理なく続けられると評判を呼び、2022年日経優秀製品・サービス賞 日経MJ賞を受賞している。
手書きで書く文字の中で「名前」は人生で1番多く書く文字のひとつと言える。しかし、ゼブラの調査によると、社会人の60%以上の方が「名前書き」に対して困りごとを抱えつつも、よりキレイに書きたいという想いがあることがわかった(「社会人の名前書きに関するアンケート」調査対象:社会人377名、2023年3月)。
そのような調査結果が紹介され、筆圧診断を経て青山先生を講師に体験イベントが行われた。
青山氏から「名前書きでは形を意識する人は多いが、動きに意識を向ける人は少ない」と参加者を前にワンポイントのアドバイスがあり、ビモアを使ったレッスンが実施された。新たなに開発されたビモアボールペンは筆のように「しなる機構」が付いているのが大きな特長で、いつでもオンオフを切り替えることができる。
まずはビモアボールペンの「しなる機構」をオフにして名前をビフォー用紙に書き、続いて課題としていくつかの漢字を練習し、先生が大画面で添削をしていった。
その後、「しなる機構」をオンに切り替え筆圧のコントロールを体感しながら、アフターの用紙に再び名前を書いた。レッスンの成果により、30分ほどの時間で効果が出た体験者が続出し拍手で終了した。
メディアの会では、青山先生と「ビモア」開発者のゼブラ岩間卓吾主査による開発秘話対談が行われ、岩間氏は「美文字へのニーズから書写という切り口で研究を始める中で、日本語を書くうえで根付いている筆のしなりに注目、堅いボールペンでも上手な文字が書けるのではないかを発端に、筆記動作の筆圧をコントロールすることで美しい文字が書けるようになるのではと考え、青山先生に連絡を入れたところ、すぐに私たちの取り組みに興味を持っていただき研究が始まった」と話した。
また青山氏は「文字の練習をするうえで、特に漢字文化圏では筆圧が変化する中で出来上がってきた文字の美しさがある。これを再現する筆記具としては筆が一番で、ちょっとやわらか目のサインペン、鉛筆でもいいと言ってきた。ただ、今回のビモアボールペンは緩衝性を持ち心地よく書くことができる。またサラサの書き心地が前から好きなこともあり、どんどんと引き込まれていき、いろいろなアドバイスにより今の形になった」と監修の道のりを振り返った。
「ビモア」の価格は税込1100円。セット内容は、ビモアボールペン1本、ビモア練習帳1冊。
なお、司会及び進行役はゼブラホールディングスの畦地教子執行役員が務めた。
文具と事務機のポータルサイト・株式会社ニチマ:文具の業界はあなたのライフ&ワークスタイルを支えています。
ホーム > 特集
特集
2023年04月03日
1日3分7日間の手軽なプログラムとは ゼブラ 春の新生活!銀座で美文字練習セット「ビモア」 の体験イベント
[最近の記事一覧]
- 2025.07.01金入の新業態「BUNGUU」 イオンモール名取3階 未来屋書店名取店内にオープン
- 2025.06.25【日本文具大賞2025】優秀賞12製品が決定 7月2日の表彰式にてグランプリ発表
- 2025.05.23文房具総選挙2025結果発表!大賞はコクヨ「大人のやる気ペン」
- 2025.04.03【コラム】文具店 万引きをどう防ぐ
- 2025.02.25ゼブラ、新たな手書き体験を生む「kaku lab.」発表 120年超の技術集結した「T-Pen」 XRと生成AIで「カク」を拡張した新創造を実現