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2023年01月30日

コクヨ直営店「コクヨドアーズ」1月31日オープン 国際線ターミナル直結で訪日客へ文具訴求

「コクヨドアーズ」の正面

IoT自販機

 コクヨ(黒田英邦社長)は、羽田空港第3ターミナル駅直結の新商業施設「羽田エアポートガーデン」(※)内に、コクヨの文具の魅力を凝縮した直営のステーショナリーショップ「KOKUYODOORS(コクヨドアーズ)」を、1月31日(火)からオープンする。

 「コクヨドアーズ」では、看板商品の「キャンパスノート」をはじめとした国内外で人気の商品のほか、お菓子の吊り下げパックのように、ひとつずつプチギフトとして配ることができる文具プチギフトシリーズ、「文具」「日本」「旅」のアイテムが並んだオリジナル柄の風呂敷やマスキングテープ、旅をモチーフにした同店限定デザインの手帳などを販売する。1905年に創業したコクヨの歴史を物語る、歴代の代表的な商品の展示コーナーも設けた。

 開業日から同店内に文具の「IoT自販機」を設置して実証実験も始める。自販機はデジタルサイネージと大型のタッチパネルを搭載し、画像や動画で商品を紹介する。多言語にも対応する。

 商品は、IoT自販機からオリジナルの紙袋に入れた状態で出てくる。商品が出てくるまでの待ち時間を動画で演出するなど、購買体験そのものを楽しめる工夫を施した。商品ラインナップや設置場所の拡大などの検証を重ね、新たな購買体験を生み出していく。カメラセンサーで購入者の年代や性別を分析してマーケティングに生かす。

 A7サイズからB6サイズまでのキャンパスノートセット、テープのり「ドットライナー」の違いを堪能できるセット(いずれも進化の過程とラインナップがわかる図解ポスター付き)、国内外で人気のあるユニークな文具をセレクトし、特注サイズのファイルボックスに詰めたスペシャルセットなど、7種ある。

 国際線が発着する羽田第3ターミナル直結の立地ということもあり、外国人観光客に日本の文具の質の高さ、洗練されたデザインを知ってもらう狙いもある。「KOKUYODOORS」という店舗名は、訪日外国人旅行者に対して「コクヨの文具、ひいては日本の文具の世界への入口、興味を持つきっかけとなる場所にしたい」という意味を込めた。

 温泉、日本の名産品が並ぶ店舗、国産の食材を使ったレストランなど、日本の魅力を発信するさまざまな店舗・施設がオールインワンで楽しめるこの場所が新たな挑戦の場となる。


【KOKUYODOORS(コクヨドアーズ)】

所在地:東京都大田区羽田空港二丁目7番1号 羽田エアポートガーデン2階
アクセス:京急線・東京モノレール「羽田空港第3ターミナル」駅直結
店舗面積:82.64 ㎡
営業時間:10時~20時(当面)
定休日:羽田エアポートガーデンの休業日に準ずる
https://kokuyodoors.com/


※ 羽田空港第3ターミナル直結の複合商業施設。ホテル「ヴィラフォンテーヌ プレミア 羽田空港」および「ヴィラフォンテーヌ グランド 羽田空港」は一般宿泊を22年12月21日に既に開始している。同施設は2020年3月に竣工したが、新型コロナウイルスの蔓延による渡航や移動制限措置を理由に開業を延期。全国各地の銘産品や旅行グッズを扱う物販店をはじめ、ホテル内レストラン、フードコートなど約90の多彩な店舗が出店するショッピングエリアがあり、「KOKUYODOORS」もそのひとつ。

https://www.shopping-sumitomo-rd.com/haneda/shopping/

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