キングジムは、9月8日オンライン発表会を行い、「テプラ」PRO シリーズのスマートフォン専用モデル、ラベルプリンター「テプラ」PRO“MARK”SR-MK1を10月1日(木)から発売すると発表した。初年度4万台の販売を目標にする。
昨今の「おうち時間」の拡大で、家の中の整理・収納を見直す人が増えている。同時に整理整頓に欠かせない “ラベリング”のツールとしてラベルライターへの注目が高まっており、インテリアに合ったデザイン性の高いラベルが求められている。
発表会で、キングジム常務取締役亀田登信開発本部長は「テプラは1988年に発売し、当初は今まで手書きが主流だったファイルの背表紙を同じフォント揃えることができるなどで支持を得て累計販売台数1000万台を突破するまでになった。その後、ラインナップを拡充していく中で、最近では『かっこ悪い』や『後付け感がある』などの課題が出ており、今回の新製品はその課題に対して取り組んだ」と開発の背景を説明した。
「テプラ」PRO“MARK”SR-MK1は、同時公開するiOS/Android の専用アプリ「Hello」とBluetooth®で接続してラベルを作成するスマートフォン専用の「テプラ」。
最大24mm幅のテープカートリッジが使用でき、「テプラ」最上位機種同等の高精細ヘッド(360dpi)で、繊細なデザインもきれいに印刷できる。
本体デザインは、プロダクトデザイナーの柴田文江氏が手掛け、シンプルで細やかなディティールが際立つ形に仕上げた。本体カラーはベージュとカーキの2色展開。
専用アプリ「Hello」は、豊富なテンプレートからデザインを探せ、用途に合わせてラベル作成方法が選べる。
チャット感覚でテキストを入力し、手早くラベルを作成できる「クイック作成」や、複数のラベルを同じレイアウトでまとめて編集・印刷できる「一括作成」などを搭載した。
また、印刷したラベルに予定を紐づけ、スマートフォンのプッシュ通知でお知らせができる「タイムラベル」は、ゴミ出し日や浄水器のフィルター交換時期などの管理に便利な機能で、ラベルの使用を促進する。
価格は、税抜1万5000円。
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2020年09月08日
「テプラ」PRO 初のスマホ専用モデル 専用アプリ「Hello」も同時公開!
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