一般ユーザーを対象にした、筆記具のイベント「東京インターナショナルペンショー」が、9月29日(土)~30日(日)に、東京台東区の都立産業貿易センター台東館7階で行われ、初日は2000人の来場を見込んだ。
主催は、東京インターナショナルペンショー実行委員会(山岸薫実行委員長)だ。
29日は雨の中、13時の開会前から長い列が1階から続いた。階段で7階まで上がると受付があり、入場料500円を支う仕組み。会場内では早々に限定インクが完売するなど、熱気十分。米国サンフランシスコから、このイベントのために駆けつけたペンユーザーもいたという。
参加企業は、セーラー万年筆、セキセイなどの大手文具メーカーや、老舗のナガサワ文具センター、石丸文行堂、大橋堂から、人気のカキモリなどの各ショップ、スイス・台湾・フランスなどの海外ショップ、個人など、合計51社が出展。
万年筆をメインに、ボールペン、人気のインク、万年筆の収納ケースから、文具、紙製品、付せん、ペンケースなどが販売された。もともと高単価な万年筆に加えて、限定インクをまとめ買いするユーザーも見られ、購入単価も高いと感じた。
また、万年筆画家サトウヒロシさんによる「万年筆ラクガキ体験」などのワークショップなども実施。
別のフロアの催事を訪れていた、40代の男性は「ペンにも興味があるので、直接会場に来たところ行列ができていたので驚いたが、10分ぐらいでスムーズに入場することができた」と笑顔で話した。
会場内では、出展していない業界関係者も訪れた。次回に向けての関心も高まりそうだ。
【東京インターナショナルペンショー】
開催日時: 2018年9月29日(土)、30日(日)
※29日(土) 13:00~17:00、30日(日)10:00~16:00
開催場所: 東京都立産業貿易センター台東館7階
出展者 : 筆記具・インク・紙のメーカー、ショップ51社
入場料 : 500円(1日券) ※通し券なし ※中学生以下無料
主催 : 東京インターナショナルペンショー実行委員会
詳細URL: http://tokyo-international-penshow.com/
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2018年09月29日
初の東京ペンショーに期待感 会場は大盛況 米国から訪れた人も
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