コクヨは、2024年11月に第4次中期経営計画「Unite for Growth 2027」を発表。計画の中で、既存事業の成長と収益改善に繋がる約700億円の成長投資の実行を掲げている。
成長投資の一環として、ビジネスサプライ流通事業の購買プラットフォームにおけるインフラ整備のための設備投資を進める。
「(仮称)新仙台IDC」は、仙台駅から車で約30分の高台に位置し、災害リスクが少なく、主要商圏まで30分圏内でアクセス可能な好立地にある。
「全ての人に安心を届けるセンター」をコンセプトとした物流拠点で、物流における新たな価値創造に挑戦し、お客様、パートナー、地域社会との強固な信頼関係の構築により、全てのステークホルダーに「安心」を届けることを目指す。
同センターの開設により、ビジネスサプライ流通事業における品揃え拡大およびECプラットフォーム強化を推進していく。
具体的には、膨大な品番の取り扱いを可能とする最新の自動倉庫システムやAGV(無人搬送車)の活用により、高密度保管および荷扱生産性の向上に取り組む。
この優位性を活かし、主にコクヨグループでEコマースサービスを提供するカウネットのオフィス通販事業に加え、販売店様向け卸事業の拡大も目指す。
さらに、東北・北海道エリアにおける物流サービスの品質向上と首都圏IDCの負荷分散を図るとともに、製造・卸・小売の各段階における流通在庫を集約・統合することで、在庫効率の向上や流通段階の短縮化を図る。
また、周辺環境に配慮した静穏設計や作業エリアの集約により、働きやすい職場環境と効率的なオペレーションの両立を実現し、持続可能な物流基盤の構築を目指す。
■施設概要
名称:(仮称)新仙台IDC
計画名:(仮称)仙台市泉区明通三丁目計画
所在地:宮城県仙台市泉区
稼動開始日:2026年10月(予定)
賃借坪数:約7,000坪(2階、3階)
延床坪数:約15,000坪
建物階数:4階建(133m×103m)、RCS構造(鉄筋コンクリート造一部鉄骨造、耐震)
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2025年03月09日
コクヨ 最新鋭の自動化物流センター「(仮称)新仙台IDC」を2026年10月に開設
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