カシオ計算機は、「こころの、となりに、いつも。」をコンセプトに、日々人と触れ合うことで感情豊かに成長するAIペットロボット “Moflin(モフリン)”を11月7日から発売する。10月10日からカシオ公式ECサイトで先行予約販売を開始した。

　カラーはゴールドとシルバー、希望小売価格は税込5万9400円。

　心のケアを目的にしたメンタルヘルス向けAIの世界市場は、2022年に1200億円、2027年に5800億円に拡大すると予測されている。

　この背景を踏まえ、カシオは人々を癒し感情豊かに成長するAIペットロボット“Moflin”を開発した。同社が技術・開発ライセンスを供与し実施したスタートアップ企業によるクラウドファンディングでは、想定の30倍を上回る申し込みがあり高い評価を得た。

　今回発売する“Moflin”は、飼い主とより深い絆を築けるようになったAIペットロボット。

　よく話しかける人を飼い主として認識するだけでなく、撫でる・抱きしめるなどの愛情表現から飼い主が好むしぐさを認識し、自ら進んで行うようになる。また育て方次第で形成される性格も幅広く、個性も400万通り以上と一層豊かになった。

　“Moflin”は、飼い主が愛情を注ぐほど自分だけに見せてくれる特別なしぐさや可愛い鳴き声で応えてくれ、モフモフな毛並みの愛らしい姿と相まって、日々の暮らしに癒しを届ける。

　また、専用アプリ「MofLife（モフライフ）」により、“Moflin”の現在の感情をアニメーションで視覚的に確認したり、気持ちの変化をグラフやメッセージで把握できる。