コクヨは、8月3日の「ハサミの日」に際して、家庭内での文具用ハサミの使用実態を調査した。その結果、ハサミに使いづらさを感じていながらも昔から家庭にあるハサミを使い続けている実態が明らかになった。
【調査結果のまとめ】
①家庭で使っている文具の中で一番古いものは「ハサミ」が1位。(28.9%)
2位のボールペンより約10ptも上回っている。
使用年数は、「10年以上使っている」が49.1%。
さらには「30年以上前からのものも使っている」との回答が13.2%も。
②ハサミに対して感じている利点は「扱いやすさ」(49.1%)
「安全に使える」(35.6%)「壊れにくさ」(24.6%)など、誰でも気軽に使える点が評価されているようです。
③「買い替え予定はない」の回答が91.4%
理由としては「壊れない」(38.8%)がトップだが、「なんとなく」(17.1%)も一定数あり、壊れていないことから、なんとなくそのまま使っている現状がうかがえます。
④「厚いものが切りにくい」(30.1%)などの使いづらさを感じている
ハサミの悪い点に対しては、「厚いものが切りにくい」「まっすっぐに切りにくい」という点に不満を感じているという回答が多く見受けられたが、その一方で、段ボールをハサミで開梱していることが多い実態も見えてきました。
【調査概要】
・調査テーマ:家庭内での文具用ハサミの使用実態に関する調査
・調査期間:2023年6月26日(月)~2023年6月28日(水)
・調査対象:全国の18代~69代の男女合計1000名
・調査方法:インターネット
〇長らく買い替えていない間に切れ味や機能性が進化しているハサミが続々登場
上記の調査結果より少なからず不便さを抱えながらも、長く使い続けていることが見えてきた。近年のハサミはそれぞれの用途に合わせ、機能性や切れ味に加え使い心地も進化している。今回、コロナ禍前後での需要が拡大しているネットショッピング活用時の段ボール開梱ニーズにフォーカスし、進化したハサミが種類紹介された。
1.開梱作業をワンストップで実現。ハサミとカッターの2役をこなす「ハコアケ」
2.厚手の段ボールもスイスイの切れ心地「HASA-001(強力)」「HASA-002(強力・ロング)」
3.ガムテープが付きにくく、ハイブリットアーチ刃で軽い切れ味「ハサミ<サクサ>(グルーレス刃)」
(G)
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2023年07月31日
コクヨ 家庭内のご長寿文具はダントツで「ハサミ」 2人に1人が10年以上同じハサミを使っていることが明らかに
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