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2023年06月02日

コクヨ 大阪本社にダイバーシティオフィス「HOWS PARK」

ダイバーシティオフィス「HOWS PARK」

精神障碍者や発達障碍者だけでなく誰でも、心を落ち着かせてパニックを防ぐ、リラックス・
リフレッシュするための「カームダウンエリア」を新設した

 コクヨ(黒田英邦社長)は、2023年1月から大阪本社1階で試験稼働していた、ダイバーシティオフィス「HOWS PARK(ハウズ パーク)」を、23年6月1日から本格始動した。

 「HOWS PARK」は、同社の特例子会社で障碍者雇用を行う、コクヨKハート(大阪市、西林聡社長)の一部部門の本社内移転に伴い、将来的に両社の強みを生かして業務推進を進め、新たな価値創造を実現する場所を目指した。

 21年11月からプロジェクト体制を組み、コクヨとコクヨKハートの社員が連携して計画を推進。コクヨKハートの既存オフィス見学、社員ヒアリングなどを通じて課題を抽出し、ワークショップを開催してゾーニングから家具、施設、サインデザインに至るまで設計案を検討。

 具体的なオフィス設計においては、ユニバーサルデザイン提案の専門家であるミライロ(大阪市)とパートナーシップを組み、技術監修などを依頼。

 またコクヨ社内においても、ダイバーシティの理解・共感を醸成するためのエンゲージメント活動を展開。23年1月から試験運用を行い、試行錯誤による改善を繰り返し本格稼働した。

 「HOWS PARK」のコンセプトは「らしさが集い、未来がひらく。みんながつながる創造広場」。

 様々な個性”らしさ”を持った個人が集えるリアルなコミュニケーションの場ができ、対話の機会が増えることで、お互いを知ることができ、やさしさや思いやりが生まれる。そんな関係性でつながれる場所があれば、バリアを減らす未来へのアイディアが創造されていく、と考えた。

 コクヨは2024年にインクルーシブデザインが考慮された新商品構成率20%以上(シリーズベース)を目標としている。

 「HOWS PARK」は、グループ全体の目標に沿ったものであり、これからの社会に求められるオフィスづくりに先駆けたチャレンジとなる。

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