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2023年04月10日

デジタル世代も「うれしい」8割、手書きの文字受け取り時 パイロット、Z世代を対象に調査

Z世代に「自分の字や手書きすることが好きか」と尋ねたところ、半数近くが自分の手書きの字を嫌っている

嫌いな理由第1位は「字が汚い・癖があるから」(71.1%)

 パイロットコーポレーション(伊藤秀社長)は、Z世代の自分の文字の好き嫌いや手書き文字に対する印象を明らかにするため、Z世代(19~25歳の大学生・社会人)200名に「文字を書くことに関する調査」を実施し、調査結果を公表した。

 Z世代に「自分の字や手書きすることが好きか」と尋ねたところ、半数近く(45.0%、「嫌い(16.0%)」、「どちらかというと嫌い(29.0%)」)が自分の手書きの字を嫌っていることがわかった。

 手書きする頻度と自分の字が好きかどうかの関係を調べたところ、「週に4~5回以上」手書きする人の約3割(34.5%)が自分の字を嫌いとする一方、「2週間に1回以下」しか手書きをしない人では約7割(67.5%)が自分の字を嫌っており、文字を手書きすることが少ない人ほど自分の字を嫌いになる傾向があると判明した。

 しかしながら、文字をあまり手書きで書かない人に「手書きの文字で書かれたものを受け取った時、嬉しい気持ちになるか?」と聞いたところ、「約8割(76.7%)の人が嬉しい気持ちになる」と回答した。

 嬉しい気持ちになる理由1位は「感情が伝わってくるから(54.3%)」。以下、「温かみを感じるから(47.3%)」、3位「時間と手間をかけて書いてくれたと思うから(46.0%)」の順。

 デジタルネイティブなZ世代でも、手書きの文字から感じる相手の気持ちや温かさ、心遣いといったものを嬉しく感じるようだ。



 同社は、自分の書く文字の癖や特徴を“個性”として捉え、自分らしい文字を肯定することで、書く楽しさを感じてもらうことを目的とした企画「じぶんの字がキライな人のための文具店」を2023年8月1日(火)から開始する。

 同企画では、パイロットが独自開発した、細書きながらも濃くなめらかに筆記が出来るペン先「シナジーチップ」を採用した“鮮やかな発色とにじまずくっきりとした筆跡の水性顔料ゲルインキボールペン「ジュースアップ」”と、“摩擦熱で筆跡を消去できる筆記具「フリクションポイントノック04」”の2アイテムで実施する。


【文字を書くことに関する調査結果サマリー】(パイロットコーポレーション調べ)

① デジタルネイティブなZ世代、自分の字はスキ?キライ?
  半数近くが自分の字が嫌いと回答。
② 自分の字は汚いからキライ!
  嫌いな理由第1位は「字が汚い・癖があるから」(71.1%)。
③ 手書きをしないと自分の字がどんどんキライになっていく?
  文字を書くことが少ない人ほど、自分の字が嫌いな傾向があることが明らかに。
④ 自分が気にしているほど、文字で人の印象は左右されない?!
  手書き文字で印象が悪くなったと回答した人はわずか5%。
⑤ デジタルの時代でも、やっぱり手書きのメリットはある!
  文字をあまり書かない人でも「記憶に残りやすい」
  「思考の整理がしやすい」といったメリットを感じている傾向に。
⑥ 手書きだからこそ伝わる気持ち!
  デジタルネイティブなZ世代でも、約8割の人が手書きのものを受け取ると嬉しいと回答。

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