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2022年11月05日

一方的な会話も「香り」でクールダウン コクヨが働く場で実験 ソニーが技術協力

「香り」が促すワーカーの行動変容について検証開始

 コクヨ(黒田英邦社長)は、テックファーム(東京・新宿)とともに、「香り」がワーカーに促す行動変容について、共同検証を開始し、11月7日からのコクヨ東京品川オフィスTHE CAMPUS内「コクヨオープンラボ」で展示する。

 検証では、ソニー(東京・港)が専用開発した香り噴出デバイスを用い技術協力する。

 背景にあるのは、働き方改革やコロナ禍の影響による働き方の多様化や働く場の分散化が進み、ワーカー同士のコミュニケーションが希薄化している問題がある。

 実験では、テックファームの5GやAIを活用した映像・音声データの複合的な分析に関する知見をもとに、ブース内の会話・面談などコミュニケーション時の音声を解析し、話者ごとの発話量や会話内容のポジティブやネガティブ比率などを可視化するという。

 例えば上司が部下に対して一方的に話していたり、場の発話量が停滞したりすると、リラックスさせる効果があるユーカリやケーキなどの香りが噴出される仕組みだ。話している内容やワードからポジティブとネガティブをAIが判断するがその内容は記録されることはない。

 また、疲労に関連する特定のワードを捉えると休憩を促す香りを噴出するなど、あらかじめ設定された条件によって、適した香りを提示する。

 まず、コクヨ東京品川オフィスTHE CAMPUSで働くワーカーを対象に実証実験を行う。

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