コクヨ(黒田英邦社長)は、ファニチャー新製品とオフィス空間、働き方を提案する「2021コクヨフェア」開催に先駆け、11月17日、東京・港区のコクヨ新ライブオフィスでプレス発表会を行った。
ロンドンビジネススクール管理経営学リンダ・グラットン教授のメッセ―ジVTR上映に続いて、コクヨ黒田章裕会長は「コロナ禍の後に、また通勤が始まり、同じように働く方もいると思う。しかし心の持ち方は大きく変わっていると考える。コクヨはそのような中で、働く空間に向け、新しいスタイルを提案していきたい」と挨拶。
続いて、坂上浩三副社長は「ABW(アクティビティ・ベースド・ワーキング)は、新型ウイルスによる環境の変化でスイッチが入った。新ライブオフィスでは、これからのセンターオフィスに求められる機能を追求している。9フロアのうち、6フロアを見学してもらい、これからのニューノーマルを考える機会としていただきたい」と述べた。
その後、9階「企む」、8階「集う」、7階「試す」、6階「遊ぶ」、5階「整う」、4階「渉る」の各フロアが紹介された。
発表された新製品は、ライフとワークを楽しむカフェのような家具「プレイワークカフェ」、コロナ禍での環境変化に対応するワークステーション「ソラナ」、モニターアーム「ルーボ」、ベーシックなオフィスチェア「エルア」、マルチスタッキングチェア「スタッカ」、簡単操作の昇降フラップテーブル「イニシア」、学校の先生の働き方をより快適にする教員向け執務デスク「ストラタ」、オフィス用電源供給アイテム「エナジーシリーズ」。
その他、会話で発生する飛沫や呼気を吸引する、会議用テーブル「エアトリープ」と対面型ミーティングを実現する個別ワークスペース「WORK POD 1on1タイプ」も展示された。
「2021コクヨフェア」は、オンラインとリアル会場を組み合わせた「ハイブリッド形式」で、2020年12月1日(火)から14日(月)の期間で開催する。
今年のコンセプトは、「be Unique(ビー ユニーク)~時空を超えて、新しいリアルへ。」。
コロナ禍により、これからのオフィスは、安心・安全を確保しながらイノベーションを生み出す場となることが求められている。
今年のフェアでは、これらの課題に対し、ニューノーマル時代の新しい働き方を当社が実験・検証しながら提案する新ライブオフィス「(仮称)品川NX」の一部先行公開(6フロア)や、2021年向けファニチャー新製品30品目の提案、ニューノーマル時代に向けた各界一線で活躍される講師陣を招いたウェビナーとして、リンダ・グラットン教授、熊本大西一史市長など、これからの働き方やワークプレイス、行政における働き方改革の取り組みなどを紹介する合計43プログラムを用意する。
特にオフィス空間については、2021年2月にリニューアルオープンする新ライブオフィス「(仮称)品川NX」の9フロアのうち、オフィス部分の6フロアを先行公開し、感染防止とデジタルワークのしかけを駆使したこれからのオフィスの姿をオンラインツアーとリアル会場での個別見学会(完全予約制)で案内する。
コクヨフェア参加は下記特設Webサイトから
https://kokuyo.jp/fair2021p
文具と事務機のポータルサイト・株式会社ニチマ:文具の業界はあなたのライフ&ワークスタイルを支えています。
ホーム > ニュース
ニュース
2020年11月18日
新ライブオフィス「(仮称)品川NX」先行公開 「コクヨフェア」 12月1日開幕
[最近の記事一覧]
- 2024.04.18新たなBtoBスタイルを確立 MDSが展示会と人気ユーザーイベントを同時開催
- 2024.04.17有隣堂 店舗の販売データの閲覧・分析ツールを提供開始 今後文具・雑貨も検討
- 2024.04.15コクヨが発表会 生成AI時代の実践力鍛える 社員が16個の生成AI業務アプリを開発
- 2024.04.13文具ブランド「ヒトトキ」がイベント 新製品「氷印」など発表 代官山T-SITE GARDEN GALLERYで
- 2024.04.13需要増の「推し活グッズ」も提案 「第69回PIショー春2024」池袋で開催