ショウワノート（中条宏志社長）は、新型コロナウイルスの影響により、夏の展示会が中止になったことから、新学期商品などの新製品を社内に展示し、個別に伝える内覧会を、東京と大阪で開催。東京本部が7月27日～8月25日、大阪支店は8月3日～8月21日に実施した。

　注目はロングセラー商品「ジャポニカ学習帳」。今年50周年を迎えるのを記念して、「ジャポニカ学習帳50周年記念　昆虫シリーズ」を8月下旬から発売する。

　50周年を記念して「ジャポニカ学習帳」の原点ともいえる昆虫に焦点を当てる。写真を使用したリアルな昆虫と、かわいいイラストで構成された2シリーズ、全10アイテムで構成する。

「ジャポニカ学習帳」記念の文具シリーズ「ジャポニカ文具」第2弾を発売中。今回のテーマは「ジャポニカと50の小さな職人たち」。ジャポニカ学習帳の馴染みあるデザインとカラーにより、質感の高い文具を展開する。

　「2021わくわく新学期シリーズ」（10月下旬発売）は、ポケットモンスターに「ミルキーシリーズ」が登場（計3シリーズ）、新キャラクターは2021年に新作映画が公開される「ジェラシック・ワールド」と、シンプルなデザインがクールな「マーベル（スパイダーマン）」。

　その他、ドラゴンボール超、ドラえもん、ミュークルドリーミー、リトル・マーメイド、リトル・マーメイド（アリエル）アートシリーズ、塔の上のラプンツェル、トイ・ストーリー4、ムーミン谷のなかまたち、ジャポニカフレンドのキャラクターで展開し、筆入れ、かきかた鉛筆、色鉛筆、消しゴム、下敷き、じゆうちゅう、はさみ、のり、鉛筆削りなどをラインナップする。

　大人のビジネスマンに焦点を当てた水平ノート「コペルニクス180」（12月）は、物事の見方が180度変わってしまうことを比喩した「コペルニクス的転回」から名付けた。発想や考え方を逆転して根本から変え、それにより新たな道が見出されることのきっかけになって欲しいとの、願いが込められたノート。

　水平開き仕様により、見開きで切り離せて、1枚の紙にもなる本文は使い方の幅が無限に広がる。

　巣ごもりで需要が高まる「塗り絵・折り紙」カテゴリーからは、「塗り絵セレクション（ムーミン・ピーナッツ）」が9月上旬、「B5ぬりえ」に、アースグランナー、ジェラシック・ワールド、ドラゴンボール超、ワンピース、スーパーマリオ、ドラえもん、アリエルが8月に、ラブパトリーナ！が9月にそれぞれ発売される。

　グリムホビーからは、「JR新幹線シールつきおりがみ」が9月下旬に、「ラブパトリーナ！シールつきおりがみ」、「どうぶつの森シールつきおりがみ」が、9月にそれぞれ発売される。

　また、がんばる女性を応援し、ドラえもんがそっとそばにいてくれる「DoraCan（ドラキャン）」文具シリーズや、正月商品も紹介された。