店頭向け提案型文具卸のエムディーエス(蔀聡志社長)は1月29日~30日、東京都台東区の都立産業貿易センター台東館で、「2020年1月MDS商談会」を開催した。
154社が出展し、約700名が来場。会場は6、7階の2フロアに各メーカーのブースが設けられ、午前9時30分の開場とともに徐々に来場者で混雑し、メーカーの新製品などについての活気ある商談がおこなわれた。
今回のテーマは引き続き年間のテーマである「本気力(マジ)注入」。「これまで以上の本気力を示し、そのエッセンスをメーカーや得意先に注入してがんばりたい」という思いが込められている。
蔀社長は初日午前9時15分からの開会式で「今月から下半期に入りましたが、12月までの売り上げは前年比103%、利益は経常利益ベース前年比116%で終了しております。各メーカーさんからの協力をいただいて上期を乗り越えられた。引き続き、しっかり下期の目標に向けて頑張っていきたい。また、商談会や展示会などが全体的に縮小傾向にあるなか、これからのあるべき姿を模索するひとつの選択肢として『同業他社との共同開催』もひとつのかたちではないかと、ちょうど1年前のこの場で申し上げた。申し上げたからには自ら一歩を踏み出そうということで、3月に大阪で毎年開催している弊社の商談会を紀寺商事さんにご賛同いただき共同開催とさせていただくこととなった。これからも賛同いただけるような問屋さんがいらっしゃれば、少しずつ輪を広げて新しい道が開かないかと考えている」と述べた。
なお、次回からの商談会では「本気力(マジ)注入」に変わる新たなテーマを設けることが決定している。今期よりはじめた、マルシェ風の什器を使用した対面販売、商談会のテーマをデザインした缶バッチを社員全員がつけること、マルシェブースでは会場の雰囲気とマッチさせるため各メーカー社員にもお揃いのエプロンを着用してもらうことなどは継続して続けていく。今後もユーザーやメーカーから寄せられる声を参考に変化していくという。(G)
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2020年01月30日
MDS 「2020年1月MDS商談会」 進化を続ける商談会
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