クツワ（寺浦浩之社長）は、2月26日～27日、東京墨田区の東京支社3階プレゼンルームで「2019年夏・秋新製品商談会」を開催。夏工作、ホビー、2020年スケジュール手帳、ミテテシリーズ、ハイライン、キャラクターを始めとした2019年夏秋新アイテムを中心とする数多くのラインナップで、魅力ある売場を提案した。

　首都圏を中心に卸、雑貨系を含む販売店の仕入責任者、実務担当者などが来場。3月5日～6日は量販店バイヤーに向けて行う予定で計320社600名が来場する予定。

　夏工作が縮小傾向ながら「ホビー商品は低単価で手軽に1日遊べることから堅調。今年は10連休もあり、家で楽しむ、家ナカ遊びとしても期待」（同社開発部）。

　「HATSホビー商品」の新製品（4月発売）では、「メタリックスーパーボール・ぷるるんせっけん」（各3種）と、話題のスライミー商品にまったく新しい品揃えとして、「宝石スライミー・ナタデココスライミー（各3種）・瞬間冷却スライミー（1種）」を発表した。

　夏の自由研究（6月）には、新シリーズ「学校では教えてくれない自由研究シリーズ」が登場。「光るクラゲーリアンをつくろう」「動くスライム迷路をつくろう」「動く絵日記をつくろう」「パレットスライムをつくろう」「無限ペーパーで絵はがきをつくろう」の各新作を紹介。

　また、夏工作継続品として、からくり貯金箱シリーズとして、手動からくりで動く「お金を取っちゃう貯金箱」（2種）、ペットボトル工作（2種）、粘土貯金箱キット（2種）、粘土貯金箱芯材（1種）、工作えのぐ（2種）の他、工作ニス、粘土単品、粘土板なども紹介した。

　大人の女性に向けて機能編集が特長の「2020年スケジュール手帳」（8月）では、全23編集のラインナップ。女性のライフスタイルに合わせた手帳編集を選ぶことができる。今シーズンは、ユーザーからのリクエストに応じて「家族手帳・月曜始まり」を新編集として追加した。

　ラインナップとして、カラーインデックス手帳（11編集30品番）、主婦を主なターゲットに据えた家族手帳（6編集16品番）や同社が元祖の家計簿付き手帳（2編集8品番）、合皮カバー手帳（6編集7品番）、ミッフィーの家族手帳（1編集6品番）と家計簿手帳（1編集3品番）、スヌーピーの家族手帳（1編集6品番）と家計簿付手帳（1編集3品番）の計79品番（23編集）を発表した。

　「こどものおうち文具」ミテテシリーズは、同社の働くママで構成されたプロジェクトチームが考案した、子どもの成長と自立をサポートするシリーズ。第2弾（7月）として、好評の「子供向けボード」に未就学児童から使える新タイプ「みてみて できたよボード」が追加された。

　また、ハイライン新製品（6月）では、同社の高機能芯「オレンピツ」を絵画用に展開し、芯の強度2倍以上ながらも滑らかな描き味でデッザンにも最適な新開発のアート鉛筆「ホクサイン」（HB～4B、税抜180円）を6月から発売。新型Wヒンジ機構の「紙が切れる折りたたみ定規」（4種、同360円）を4月から発売する。

　キャラクターでは、春のミッフィーキャンペーン企画による「ミッフィー しましま」シリーズ（3月、11アイテム25品番）、トリコロールカラーのコミックデザインシリーズ「スヌーピー コミック」シリーズ（5月と6月、7アイテム19品番）を発表した。