文具メーカー4社による法人ユーザー向け展示会の記者発表が、2月5日夕方、東京都文京区のニチバン本社で行われ、主催する4社社長が出席して概要が発表され、大きく変更する。
展示会名は、「書く・貼る・捺す・デジる」展2019。従来の5社主催から、ヤマトが社内事情により参加せず、キングジム、シヤチハタ、ゼブラ、ニチバンの4社で開催する。
また会期と場所も変更する。従来の8月有楽町から、今年は5月29日(水)(10時~19時・受付終了18時)~30日(木)(9時30分~18時・受付終了17時)の2日間、東京・西新宿のベルサール新宿グランドに変更する。
当番会社のニチバン堀田社長は「今年で15回目を迎え、大きな変更点が3つある。1つ目は、1社が外れ4社で行うこと。2つめ目が場所が有楽町から新宿に移ること。3つ目は時期が8月から5月に変更になる。酷暑の時期から、過ごしやすい良い季節に変える。また、中身や進め方も変わる。今まで以上に、使っているお客さまの声が私たちに届き、良い方向に向かっていきたい。文具業界はいろいろな意味で激動だが、明るい話題が届けられるようにしていきたい」と話した。
同展示会の目的は、納品販売店の、法人、官公庁、各種団体などのビジネスユーザーに対する商談支援と、文具専門メーカーの「こだわりの品質、性能、用途」を直接ユーザーに紹介し、手にとって体験してもらうこと。
対象は、ビジネスユーザー、販売店、卸店とし、来場者数9000名を見込む。来場には招待券が必要だ。新会場となるベルサール新宿グランドは、東京メトロ丸ノ内線西新宿駅から徒歩3分、新宿駅から徒歩9分のアクセスのワンフロアで、従来の交通会館より若干スペースが広がることで使い勝手が良くなるほか、「多くのお客さまの来場が特に夕方に集中していたため、お待たせし、また安全面で限界があった。会場変更により、スムーズに来場していただけるようになる」(事務局)。
テーマは引き続き、「~『のぞいてみよう!ちょっと気になる文具の世界。』~」。
会場構成は、書く、貼る、捺す、デジるの4つの各コーナーに加えて、今年から、「災害・緊急時に役立つグッズ」と各社のアウトレット品を集め物販する「掘り出し品」の2つのコーナーを新設する。
また、「イチオシ!新製品」、各社による、文具・ホビー・アートを体験する場「ワークショップ」や、メーカーの特長を活かした商品を展示し、最新動向を紹介する「メーカーブース」の各コーナーも設ける。来場特典として、商品サンプル詰め合わせを来場者に進呈する。
ゼブラ石川社長は「15回目を迎えるが、ずっと同じことをやっていたわけではなく、より良いものにしようと努めてきた。最初は4社でスタートして、2社が加わり、また2社が抜けてもとの4社に戻ったが、その間、消費の動向など流れも変わってきている。その中で、新しい試みをいくつか取り入れて中身を充実させていきたい」と述べた。
文具と事務機のポータルサイト・株式会社ニチマ:文具の業界はあなたのライフ&ワークスタイルを支えています。
ホーム > ニュース
ニュース
2019年02月05日
「書く・貼る・捺す・デジる」展が大きく変更、4社主催、新宿で5月開催へ
[最近の記事一覧]
- 2024.04.18新たなBtoBスタイルを確立 MDSが展示会と人気ユーザーイベントを同時開催
- 2024.04.17有隣堂 店舗の販売データの閲覧・分析ツールを提供開始 今後文具・雑貨も検討
- 2024.04.15コクヨが発表会 生成AI時代の実践力鍛える 社員が16個の生成AI業務アプリを開発
- 2024.04.13文具ブランド「ヒトトキ」がイベント 新製品「氷印」など発表 代官山T-SITE GARDEN GALLERYで
- 2024.04.13需要増の「推し活グッズ」も提案 「第69回PIショー春2024」池袋で開催