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2018年12月25日

年賀状を「出す」人、7割切る 過去最低を更新 パイロット調査

 パイロットコーポレーション(伊藤秀社長)は、今回で39回目となる「ビジネスマン・OLの年賀状に関するアンケート調査」を実施し、年賀状を「出す」人は、68.3%で、ここ数年、過去最低の数値を更新する中で、ついに70%を切った。

 期間は11月16日から約2週間にわたり調査。サンプル数は首都圏の企業・団体に勤務する20代~60代までの男女419名。

 「出さない」理由は、「面倒」、「LINE等メッセージアプリで代用」が上位に。年賀状を用意するのは「12月初旬」、投函するのは「仕事納め後」が多く、準備期間は約3週間という結果に。

 新年の挨拶に使うツールとして、「LINE等メッセージアプリ」がついに「年賀状」を超えた。

 また、年賀状を出す枚数は50枚を割り込み、「友人・親類等」に出す枚数が増加。年賀状をもらう枚数は昨年の平均「30枚」から「38枚」に大きく増加。「1月7日の松の内までにもらいたい」と思う人が6割を超えた。

 年賀状を出すのは「友人・知人」。出したくないのは「仕事関係」だが、昨年と比べて出したくない意向はひかえめの傾向。

 9割以上の人が年賀状をもらって「うれしい」と感じており、もらってうれしい年賀状はイラストや手書きの文字が入った手製の年賀状。

 年賀状に手書き箇所がある人は9割以上で、出す枚数は減っても、年賀状は手書きを通じて、気持ちを伝えるツールとうかがえた。手書きに使う筆記具は1位の「ボールペン」が圧倒的(75.5%)で、2位のサインペン(30.3%)を引き離した。以下、筆ペン(16.9%)、万年筆(9.2%)、色えんぴつ・クレヨン(6.1%)、毛筆(3.1%)が続いた。

 「年賀状はあった方がいい」は今年も減少傾向だが、いまだ7割が「必要」と感じている。「年賀状は無くてもいい」と考える人の半数は「SNSで代用」と答え、形を変えても年始の挨拶は必要だと考えている様子がうかがえた。

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