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2018年03月16日

ランドセルメーカー協和が新作発表 手作りランドセル企画も

新作のランドセルを紹介する若松秀夫専務(右)

立体裁断肩ひもやチェストベルト、下ひもの取り付け位置変更などで体への負担を減らした「ぴったりふわりぃ」

 ランドセルメーカーの協和(東京都千代田区、若松種夫社長)は、3月15日、東京・大手町で、2019年度入学用ランドセルの新作発表会を開催した。

 今回発表したのは、体への負担を減らした新機能搭載の「ぴったりふわりぃ」ランドセル、季節や好みでカラーが選べる「きせかえふわりぃ」ランドセル、両親などが子どものランドセルを実際の工場で手づくりできる企画「手づくりふわりぃ」。

 「ぴったりふわりぃ」は、子どもの体への負担を考え、背負いやすさや機能性を高めたランドセル。立体裁断肩ひもやチェストベルトで、肩や胸部分のフィット感を高めた。さらに、従来ランドセルの底にあった下ひもの取り付け位置を側面に移動させたことで、下ひものずれがなくなり、体全体で背負うことが可能になった。

 「きせかえふわりぃ」は、ランドセルのかぶせ部分やスティッチ、鋲を選んでオーダーメイドで組み合わせることができる。かぶせの色は計14色展開で、子どもの好みや気分で着せ替えられるので、6年間という長い期間も飽きずにランドセルを楽しむことができる。

 「手づくりふわりぃ」は、イージーオーダーランドセルを注文した両親などが手作りで作ることができる企画。購入者のうち各イベント限定8組が、同社の工場で、ランドセル制作全12工程のうち、4工程を手作りで行うことができる(子どもは参加できない)。

 同社によると、2019年度入学予定児童数は約103万3000人で、前年度より1万7800人ほど減少。ゴールデンウィークから購入がスタートし、7~9月ごろにピークを迎える。売れ筋商品は5万5000円(百貨店)~4万円(ホームセンター)で、購入動機は軽さが約3割を占めている。

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