サクラクレパス(西村貞一社長)は、今年4月から「京大桂ベンチャープラザ」(京都市西京区)に研究開発拠点を置き、新たに研究・共同開発への取り組みを開始すると発表した。
京大桂べンチャープラザは、京都大学桂キャンパスに隣接する京都イノベーションパーク(センター長・平尾一之京大教授)にあり、産学官連携の新産業拠点として整備された。
サクラクレパスは、絵の具・筆記具分野で培った「微粒子生産技術」と「部品加工技術」を活用し、学術機関の持つ電子技術との融合に取り組む。正式な組織名は、「サクラクレパス研究開発本部・京大桂ラボ」として発足し、当初は同社中央研究所で研究開発にあたる。
今回の研究開発には、大阪府立大学の奥田昌宏名誉教授と高友産業の高岸進氏が協力し実現した。今後5年を目途に実用化を目指す。
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2009年04月02日
サクラクレパス、産学共同施設で新規開発の取り組みを開始
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