日本鉛筆工業協同組合(東京)理事長で、トンボ鉛筆代表取締役会長兼社長の小川晃弘氏が、平成27年度秋の褒章で「藍綬褒章」を受章した。
伝達式は11月13日(金)東京プリンスホテルで行われ、小川氏は午前10時20分からの褒章伝達式に夫人を伴い出席。昼食を経て移動し、正午過ぎに皇居に到着し、午後1時30分からの拝謁式に出席した。
受章の対象となった主な功績は、日本鉛筆工業協同組合副理事長・理事長として鉛筆業界の発展に尽くし、社業を通じて日本の文具業界の発展に寄与、また日本筆記具工業会副会長として筆記具業界の発展に尽くした。
小川氏は、昭和28年4月4日生。本籍地は東京都。昭和52年(1977年) 慶大法学部政治学科卒業、同年トンボ鉛筆入社、昭和55年(1980年)ダラス大学でMBA取得、昭和62年(1987年)取締役就任、平成6年(1994年)専務取締役、平成15年(2003年)代表取締役社長、平成20年(2008年)代表取締役会長兼社長就任、現在に至る。
日本鉛筆工業協同組合の役職歴は、平成12年(2000年)副理事長就任、平成25年(2013年)理事長就任。
日本筆記具工業会での役職歴は、平成20年(2008年)理事就任、平成21年(2009年)副会長(流通委員長)就任、平成27年(2015年)会長就任。
その他業界では、(一社)東京文具工業連盟副会長、 (一社)全日本文具協会理事を兼務する。
褒章受章に際しての小川氏のコメントは以下の通り。
「このたびは文具事務用品業界の一員として藍綬褒章受章の栄に浴しましたことは皆々様のご推奨ご支援のおかげでございます。謹んで御礼申し上げます。
最初に内定のお話をお伺いした時は、若輩の身にはいかがなものかと恐縮いたしましたが、数ある産業界の中から文具事務用品分野にご配慮いただいていることは真に有難いことでございます。業界人の誉が、当業界の信頼を厚くし、期待を高めてくださっていることから、私人を離れて業界の一員として謹んで拝受させていただきました。
さて、我が国の文具市場は、情報化や少子化等に際してさまざまな予測がありましたが、実際は、幅広い年齢層に文具ブームが起き、新製品はもとより伝統文具への関心も高まり、消費も盛んでございます。そうした我が国の進んだ消費者様の下で業界は創意工夫をつづけることで、我が国の文具事務用品は海外からも強い支持と期待を集めるブランドに育ってまいりました。これからもお客様に心躍る発見や喜びをお届けするために、日々革新を続け、我が国文具業界がますます発展することを願ってやみません。
そうした中、微力ではございますが、経験と知識をもって業界の発展を加速させるべく貢献していきたく存じ上げます。通じて、このたびの栄誉のご恩返しをさせていただきたく思っております。どうか変わらぬご指導とご厚誼を賜りますようお願い申し上げます。
なお、このたびの受章に際して、関係省庁、業界団体、業界諸氏にたいへんお世話になりました。改めて深く御礼申し上げます。」
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2015年11月11日
トンボ鉛筆小川晃弘社長 秋の褒章で「藍綬褒章」を受章
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