今年8月に大阪で開催される日本最大級の文具と紙製品の見本市「文紙MESSE2013」(主催・文紙MESSE協議会、一般社団法人大阪文具工業連盟、大阪紙製品工業会、中部文具工業協同組合)の概要が固まった。5月29日には、大阪市内の文健会館で出展社説明会も行われ、2日間で一般ユーザーを含め1万人の来場を目標にする。
29日の記者発表で、同協議会の西村貞一代表幹事は「関西の地で情報発信をしていきたい。いろいろと苦労を重ねながらここまできたが、収容人数の問題もあり、今年はただ来場者数を増やすということではなく、まず我々の狙いである業者さんをしっかりと集めていきたい。関西の各小売組合と協働しながら互いにピーアールしあい、メーカー、小売同士が競合するのではなく、互いに協力、レベルアップしながら関西が一丸となることで、文具の情報発信が出来るのではないか」と、準備を進めていると語った。
同商談会は今年10回目を迎え、テーマを「文具ワンダーランド?検廚箸靴拭£新製品や売れ筋商品の紹介、顧客ニーズやトレンドの把握、新規取引先との出会いの場として提案する。
会期は、8月8日(木)午後1時~7時、9日(金)午前9時30分~午後5時、大阪市中央区のマイドームおおさか展示ホール1~3階で開催する。2日間とも商談日と一般公開日として設定した。
出展社は73社187小間(5月30日現在)で展開する。このうち、エーワン、KUSUNOKI、ターレンスジャパン(サクラクレパス内)、ターナー色彩、協同組合東京紙製品工業連盟(加盟11社含む)、大阪文具事務用品協同組合の4社2団体が新規出展するほか、こどものかおが再出展する。また最大小間数はコクヨS&Tとサクラクレパスの各36小間で、ナカバヤシが10小間、LIHIT LAB.が8小間で出展する。
企画の目玉となりそうなのが1階特設会場で行われる講演会だ。
8月8日に経済評論家の勝間和代氏と文具王高畑正幸氏による対談「文具小売業の生き残り戦略」、9日にイラストレーター・エッセイストの千秋育子氏と文具王による対談「関西人のルール 文房具編」が行われる他、両日とも文具王の単独講演会などが行われる。事前申し込み制で先着300名。事業者を優先する。
また1階で「文紙・防災教育コラボイベント」が行われ、ミニ消防車も会場に設置され、夏休み中の児童を対象にした写生などが行われる予定。2階ロビーでデザインと機能性の部門別に新製品コーナーを行い、来場者の投票による新製品コンテストも実施するほか、ミニ体験教室の開催や30小間によるアウトレットモールも予定する。
目標来場者数は業界卸業・小売業・メーカー、量販バイヤー、書店、異業種卸売業、異業種小売などのビジネス関係者を3000人、一般来場者7000人の計1万人の来場を見込む。
集客活動では、出展社分を含め計2万1000部の招待状を配布する中で、業界卸業が549件(前回比200件増)、業界小売業が2537件(同140件増)と業者の動員増をより鮮明にする。
【問い合わせ】文紙MESSE協議会 電話06-6768-4919
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2013年06月03日
文紙MESSE2013、8月8-9日開催 勝間和代氏と文具王の対談も
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