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2013年03月01日

世界最小サイズの携帯プロジェクター オリエント・エンタプライズが発表

(左から)握手を交わす堀江名誉顧問、頼以仁社長、粕谷社長

携帯プロジェクター「iPico」の価格はなんと9800円。LED使用ですぐに投影可能だ

 欧州など先進市場から有名製品を輸入販売するオリエント・エンタプライズ(東京都台東区、粕谷真敬社長)は、2月22日、光学機器OEM(相手先ブランド)メーカーで知られた亜洲光学(本社・台中市、頼以仁社長)の日本輸入代理店として、世界最小クラスの携帯プロジェクターを日本国内で販売開始すると発表した。

 発表された携帯プロジェクターは2アイテム。

 「iPico」(アイピコ)は、iPhone4、4Sに対応するアップル社公認の携帯プロジェクター。サイズは112.8ミリ×48.0ミリ×17.0ミリ、重さ102g、明るさ12ルーメン。1月下旬から販売し、オープン価格だが実質店頭価格は税込9800円。

 さらに第2弾として、iPhone5、iPad、Androidの他、PC、タブレットなどで使えるオールラウンドプロジェクター「epico」(イーピコ)。サイズは125.0ミリ×60.0ミリ×22.5ミリ、重さ165g、明るさ35ルーメン。4月発売で、実質店頭価格は同2万2800円。

 日本のほぼすべてのカメラメーカーに部品を納めている台湾のトップOEMメーカー、亜洲光学が生産するオリジナル製品だ。同社は従業員数2万5000人、年間売上8億6200万米ドルを売り上げる。

 「iPico」の場合、iPhoneよりも小さい小型軽量サイズに、通常4万~5万するプロジェクターの中では、最安値クラスの1万を切る価格でありながら、アップル社の厳格なテストを通過した機器のみに付与される「mado for iPhone」を取得している。

 営業マンのプレゼンツールや会議などのビジネスシーンはもちろん、映画鑑賞やアウトドア、結婚式の2次会など、さまざまな用途に活用できそうだ。

 オリエント社が総輸入元となり、販売はトップ・ワン(山梨県、辛哲男社長)が一手に引き受ける。

 2月22日午後、東京浅草橋の共和フォーラムで文具専門紙誌を集めた発表会には、オリエント社粕谷社長、頼社長と前ぺんてる社長の堀江圭馬氏が出席した。

 オリエント社はぺんてる傘下の企業として知られていたが、説明によるとぺんてるを離れ、堀江氏が78%を越える株式を保有する株主となっている。同氏はオリエント社名誉顧問として紹介された。

 発売を記念して、オリエント・エンタプライズとトップ・ワンは、新製品「iPico」の「100台無料モニターキャンペーン」を実施する。応募期間は2013年4月1日から9月30日までの期間限定で、法人1社につき10台、個人は1台を提供する。モニター期間は商品到着から10日間。

【問い合わせ】トップ・ワン 電話03-6802-7863

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