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1955年発売の「リコピー101」 機械遺産に認定される

2012年08月03日

リコピー101

リコピー内部

 リコー(近藤史朗社長)が1955年に発売した卓上複写機「リコピー101」が、一般社団法人日本機械学会が認定する「機械遺産」第54号として認定された。機械遺産認定表彰式は、8月7日、同学会の主催で日本学士院講堂で開催される「機械の日・機械週間」記念行事の中で執り行われる。

 リコーは、1977年に業界で初めてオフィスオートメーション(OA)を提唱し、その後の複写機、プリンター、ファクスや、現在の複合機など、事務機器の発展に大きな役割を果たしてきた。このOA機器の先駆けとなったのが、国内初の露光(焼付け)・現像一体型の卓上型ジアゾ湿式複写機「リコピー101」。1分間に5枚相当の複写が可能だった。

 当時、一般的にジアゾ感光紙は現像にアンモニアガスが使われ、装置も大型。リコーが独自開発した湿式現像を可能とするジアゾ感光紙と現像液により、無臭かつ小型の画期的な複写が実現でき、オフィスの机上で活躍した。

 リコピー101、ならびにそのシリーズ製品により、オフィスにおいて事務文書や伝票の複写が転記ミスの心配もなく手軽にできるようになり、事務の効率化を妨げてきた手書きの写し作業が大幅に軽減された。これによりオフィスの機械化、効率化に貢献し、商品名である「リコピー」は、機械による複写を示す言葉としても使われるようになった。

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