子どもの安全・安心と健やかな成長発達に役立つデザインを顕彰する「第5回キッズデザイン賞」(NPOキッズデザイン協議会主催)は、8月3日午前、六本木ヒルズで記者発表し、受賞作品181点の中から、より優れた作品として、最優秀賞にあたる「経済産業大臣賞」(4点)と「少子化対策担当大臣賞」(1点)、今年新設の「消費者担当大臣賞」(1点)、「優秀賞」(14点)、「審査委員長特別賞」(8点)、「TEPIA賞」(1点)など、上位賞29点を決定した。
3日午後に表彰式が行われた。経済産業大臣賞の4点は以下の通り。
「キッズセーフティ部門」では、ペンがうまく持てない子どもでも握れるように考え抜かれた形状で、子どもの感性を育てる安心・安全なクレヨン「ベビーコロール」(プリヴェAG/ブンチョウ)。
「ユニバサルセーフティ部門」では、子どもの力でも容易に開けることのできるスイングオープン機能を持った横スライドの自動ドア「ブレイクアウトドアシステム(緊急時開放システム) 」(日本自動ドア)。
また、“子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン”として、「フューチャーアクション部門」より、豊かな親子のコミュニケーションを発展させていく動物に扮した金管五重奏団によるコンサート「ズーラシアンブラス」(スーパーキッズ)。
「フューチャープロダクツ部門」より、大人と子どもが鉄道を通じて豊かな時間を過ごすことを追及した車両デザ インと駅の空間開発による「JR九州キッズプロジェクト」(九州旅客鉄道)の4点が受賞した。
同じく最優秀賞にあたる「少子化対策担当大臣賞」には、“子どもたちを産み育てやすいデザイン”として、「ソーシャルキッズプロダクツ部門」より、歯科医院に託児所を併設しママたちの新たなコミュニティーを生み出した「みどりの丘歯科医院&こどもの部屋ぶどうの木」(アトリエサンカクスケール)の1点が受賞した。
今年新たな最優秀賞として設けられた「消費者担当大臣賞」には、“自立した消費者を育てるデザイン”として、「キッズ・コンシューマーサポート部門」より、中学生からの企業・職場体験を提供する「業界初の中学生のデザイン・インターンシップ~企業の現場/職場体験を通じ「職業観の再構築」を図る~」(富士通)の1点が受賞した。
この他、ユニバーサルセーフティ部門で「メンディングテープ リングドーナッツ」(住友スリーエム)が、審査委員長特別賞を受賞した。
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2011年08月03日
キッズデザイン賞の上位賞29点決定 経済産業大臣賞にクレヨン
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