北海道と青森県一円を商圏に持つ広域複合商社、大丸藤井(札幌市、藤井敬一社長)春の商談会が、1月20日午後1時30分~5時30分、21日午前9時~午後5時、札幌市中央区のロイトン札幌で催された。
20日午後1時からの開会式で、藤井社長は「新年に入り大雪で前途多難を思わせる天候だった。昨年は家電エコポイント、エコカーなどと一部効果を感じさせる状況も、北海道は恩恵を受けなかった。道内企業の業況判断指数も低下している。今年も回復基調に至るとは思えないが、ただ“悲観は気分だが楽観は意思による”という言葉を受け止めて、多様な選択チャレンジから険しい道のりを越えていきたい」と挨拶した。
続いてメーカー126社を代表して、サンスター文具小林大地社長が「事前に会場を一巡して多様な商品群を拝見した。2日間の商談会で多くの顧客に強くアピールしなければと痛感した。私は今年の心がけを、コミュニケーション、伝えるとした。昨年コクヨさんのハリナックスの大ヒットが、当社が15年前から手がける針なしステープラーの売上げ増につながり、伝える大切さを再認識した。今日からの商談に活かそう」と挨拶し、参列者全員が大声で「頑張ろう」と唱和、販売店ゲストの北海教材社・三橋宣由社長を交えテープカットで開会した。
3300平方メートルと広い展示会場は、メインゲートに大きく「D's Factory~ニーズに応える多様性」のテーマを掲げ、好評の前回にならい、両翼に企画提案コーナーを構成した。
来場客が1人3票で気に入った商品説明10点に、自由にカラーシールを貼る「kore*colle(これ好きコレクション)」、ギフト・ノベルティの「えぬなびぷらす第二幕」、オフィス機器メーカーによる「大丸ism+ECO-CO2」、「特価商材」、バラエティの「ラビタコーナー」などをまずアピール。
続いて新企画の「“噂”の文房具コーナー」では、昨秋から日経トレンディ(雑誌)、NHKまちかど情報室(テレビ)、北海道新聞(新聞)など、7つの大手メディアに紹介され、会場で手に取れる文房具が、ズラリと展示された。
定番となった「2011新春新製品コーナー」は、今年の売れ筋商品を占うという意味合いから、使いたい・売りたい、のアンケートに投票が多く、この集計データがメーカーや同業他社の参考になるため、21社30品目の展示説明に、2日間とも終日人が群がった。
126社が製品カテゴリー別に小間を設けた通路は、現場商談を基本とするため、出展各社ともレイアウトに工夫をこらした。
準備企画委員会の深作美紀・オフィスサプライ営業部販売企画課長「今回の基本方針はニーズに応える多様性とし、趣味や情報面で企業が求めるニーズが多様化しているが、これに応え質の高い提案を6コーナーに構成、また早出顧客には新製品コーナーで製品パックを進呈するなど、来場を促した」と説明している。
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2011年01月25日
メディア紹介文房具を一堂に展示 札幌・大丸藤井春の商談会
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