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2010年06月17日

もっと文具を知りたい!仙台の文具フェアに手応えの2500人

会場は前回まで開催を見直し、緩やかな一方通行とした

文具をもっと知って欲しいという主催者の狙いは大当たり(体験コーナー)

 最新のメーカー商品を直接手に触れて使ってみるユーザーフェア「第3回NEWステーショナリーフェア」が、6月11日午前10時30分から午後7時まで、仙台駅前の情報産業プラザ・アエル5階ホールで催され、前年比77%増の2531人が来場した。

 仙台市の文具オフィス用品専門店43社が母体となり、自社の法人顧客など2000社以上を招き、有力ブランドなどメーカー68社が出品した。

 企画は仙台山三(長谷川琢也社長)が担い、販売店代表によるフェア実行委員会が具現化した。

 会場は前回まで開催を見直し、緩やかな一方通行とし、来場者が滞留しないよう通路幅と客動線を工夫した。
 
 中央には紙ねんど、ゆび筆、消しゴムハンコ、クラフトパンチと、来場者が持参した写真プリントからオリジナルカレンダーを作成するなど、体験コーナーを広くとり、開会早々から夕刻まで、体験希望のユーザーで混み合った。

 今回初の試みとして、一隅にアウトレットコーナーを設け、話題の文具オフィス用品などを市価の20%オフで提供、またキングジムが生活雑貨ブランド「TOFFY」コーナーの他、ゼブラが宮城県限定の「楽天イーグルス」筆記具DPセットなど、地域でのみ提供できる特別コーナーは、いずれも閉会までに完売した。

 終了後の集計によると、案内状持参の来場者は2056社だが、1社から複数来場したため2531人が来場、前年比177%となった。

 予想を大きく上回る来場者数に主催者は「文具は開発テンポが速く目新しい商品が増えているため、意外性を発見したいユーザーと従来の文具ファンが相乗的に増加したのでは」と分析している。

 43社の参加販売店も、開会早々からセールスを会場前に立たせるなど顧客ユーザーの来場を待ち受けて商談へ勧める熱心さ。本格需要の回復へ少しでも手応えを得たいという熱意がこもっていた。

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