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2017年11月12日

オートのガチャックが「超新化」1つで3種のガチャ玉を使用できる3WAYに

ガチャック新製品発表会(右から2人目が高橋社長)

ガチャック35年の歴史

 オート(高橋和久社長)は、11月10日、蔵前の本社で紙綴じクリップの定番「ガチャック」新製品発表会を行なった。従来機能はそのままで、1つで3種類(薄・中・厚)のガチャ玉を使用することができる「3WAYガチャック」(4色、税抜600円)を開発し、2018年1月1日から売り出す。

 新製品は、指へのフィット感にこだわった新形状のボディ&スライダーによりガチャ玉の押し出しがスムーズになった。ガチャ玉の連続押し出し機能も追加され、従来品ではできなかった上向きでの連続使用も可能にした。

 高橋社長は「ガチャックは、いろいろな紙綴じ具が発売される中で、発売以来35年超、支持されている。今回の新製品は、開発に1年半をかけて『超新化』と名付けた。最大の変更ポイントは、要望が多かった本体1つで3種のガチャ玉が使えるようにしたこと。また玉の押し出しも軽くなった。残念ながら、現在の認知度は高くはないが、この機会に専用ジャンパーなど販促を打ち出し、主力商品として販売を強化していく」と話した。

 プロモーションも積極展開する。11月から製品紹介動画によるPRを開始し、12月には都内で行われる文房具新商品の告知イベントに参加、さらに2018年1月~4月に購入者を対象に抽選を行う「オートシャープ ノノック 300名様プレゼントキャンペーン」も開始する。

 「ガチャック」は同社の代表製品。1981年に初代ガチャックを発売。紙綴じ文具が抱える3つの問題点「かさばる・固定できない・紙に傷がつく」を解消する新製品として普及し、玉が繰り返し使用出来る点も経済的で人気が出た。

 その後、1998年に卓上ガチャック、ハンディガチャック、1999年にパワーガチャック、2002年にスタンダードガチャック、カートリッジガチャック、2011年にスマイルガチャックとラインナップを広げている。

 いままでのガチャ玉(中)も新製品に使用することが出来る。従来型のガチャックも継続販売し、併売していく。構成比では中玉が85%を占めているという。

 「3WAYガチャック」の本体色は、ブルー、クリア、ピンク、ブラック。ガチャ玉は「薄」(入数55発・コピー用紙20枚まで)、「中」(50発・コピー用紙40枚まで)、「厚」(45発・コピー用紙55枚まで)。すべて税抜500円。

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