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2017年07月02日

オリジナル手帳を受注生産 キヤノンITSが新しいサービスを開始

左からサンコーの有薗悦克氏、OTA FACTORYの中島沙織氏、キヤノンITSの小野忠氏、篠原紙工 篠原慶丞氏

会場に展示されていたサンプル

 キヤノンITソリューションズは6月29日、東京都品川区の本社ビルで新手帳サービス「ネットde手帳工房」の記者発表会を開催した。サービスの開始は9月4日。

 同社セルフデザインECビジネス推進グループ グループ長の小野忠さんは、「市販されている手帳は共通のニーズを満たすものにすぎず、自分に合った手帳を探すことは困難。また、手帳は1年間の使用に耐えられるよう上質な紙を使用し、製本にも手間がかけられているにもかかわらず、販売時期を過ぎて売れ残った手帳は最終的に廃棄されてしまう」と問題点を語った。

 今回発表した新サービスは、ユーザーがそれぞれ自分のニーズにあったページレイアウトや好みのデザインを選び、注文を受けてから1冊ずつ印刷・製本することで、こうした問題の解決を図る。

 サービスで提供する手帳は「ワタシメイド手帳」と呼ばれ、数多くのサンプルの中からレイアウトやフォント、色を選ぶなどの7つのステップで簡単に作成することができる。マンスリーページを15ヶ月分配置する、バーチカルページの時間軸を昼の部分だけ広めにとる、マンスリーページとウィークリーページを交互に配置するなど、ページ配置の自由なカスタマイズが可能。

 その他、pdfで作ったオリジナルフォーマットの入稿も可能。手帳愛好家の間で流行しているバレットジャーナル手帳なども作ることができる。

 今後バリエーションが増える可能性はあるとしながらも、当面はA5縦サイズ、200ページの1種類で販売する。価格は5400円(税込、送料込)。国内の販売目標は2022年までに12万冊。

 手帳の開発や製作は6社のパートナー企業と共同で行っており、今回の記者発表会には各社の代表も出席した。

 また、6月29日に同サービスのウェブサイトページがオープンした。決済機能以外は全て使える状態になっており、開始日に先駆け手帳をデザインする機能を無料体験することができる。

 「ネットde手帳工房」ウェブサイト:https://techo-kobo.net/

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