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2009年03月26日

150人のイラストレーターが描く「墨一色展」 開明が企画

会場で見ると墨汁のすばらしさを改めて認識する

あいさつする開明の田中社長

 開明(さいたま市)の開明墨汁を使用して、150人のイラストレーターが思い思いに描く展覧会が、3月25日から31日まで、銀座・松屋の画廊で催されている。入場無料。

 日本を代表するイラストレーター集団、東京イラストレーターズ・ソサエティ(TIS、理事長・安西水丸氏)が、会員に呼びかけ、開明の協賛で開催。

 同社はTISに多種類の墨汁を提供、書に限らずイラストなど自由に創作してもらい、約220点を展示した。同社田中葉子社長は25日夕の前夜祭で、「今年当社は創業111年を迎え、墨汁を発明した企業として、さらの多くのご愛用者にさまざまな使い方を知っていただくために、TIS安西理事長のご快諾を頂いて実現した」と語った。

 会場には開明墨汁を使って制作した扇子、掛け軸、屏風、額絵なども展示、即売。3月28日(土)午後2時から4時まで、「墨汁大喜利」として、イラストレーターの和田誠さんが司会、宇野亜喜良氏、南伸坊氏ら8人のゲストによる即席楽描き会を催す。

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