コクヨS&T(八十卓司社長)は、7月22日~23日、品川のコクヨ東京ショールーム2階で、事業パートナーである文具専門店、量販店などを対象にステーショナリー新製品紹介や既存品の新たな価値の提案、店頭での売場企画提案や業種別の納品事例紹介とトレンド発信などをする「コクヨパートナー's メッセ2015」を開催し、2日間で約1100名が来場した。
同社は昨年より招待者の幅を広げ、「パートナーであるすべての皆様とともに価値を創造する場として進化させたい」という想いを込めて、情報発信の場として実施した。
テーマは「WA!」とし、パートナーとの結束により、顧客までつながる価値の連鎖の「輪」、驚きのある商品と知恵を凝らした編集により、顧客の感動を創造する「わっ!」、昨今注目を集める海外からのインバウンド需要に対応した「和」でパートナーと結びつき、新市場を創り出すことを目指して、多数の商品を用意した。
売場を想定した会場ゾーニングでは、「ノート」「切る」「貼る・接着」「綴じる」「整理する」など、売場を想定したテーマで商品を括り提案した。
例えば「綴じる」では、針なしステープラー「ハリナックス」、「書く」では3種類の芯径を揃えた「鉛筆シャープ」や一つのペン先で2色を塗り分けられる「ビートルティップデュアルカラー」など、多くの顧客から好評を得ている商品を売場作り提案と共に紹介した。
注力品展示コーナーでは、キャンパスノート40周年企画(40周年キャンペーン企画、特別なコラボレーションキャンパスノート、アーティストによるデコレーションキャンパスノート「プロのデコキャン」の展示)、インバウンド、麻紐、また納品店向け展示コーナーでは、医療、公共機関、教育などの業種別に提案事例やカスタム納品と防災用品提案を紹介した。
会見で八十社長は「コクヨには昭和63年に入社。大阪本社でオフィス家具などの法人営業に従事し、2001年に通販事業のカウネットに転籍。2011年に社長に就任し4年間務めた。今年3月にコクヨS&T社長に就き、初めてステーショナリー事業に携わることになった。経営方針は、『私たちならではの価値・シェア・粗利益率』の3つに拘りたい。これまでのカウネットのスピードとお客様起点の考え方をメーカーコクヨに注入し、コクヨならではの価値ある商品をスピードを上げて上市したい。そうすることで、お客様に価値を認めていただき、価格競争することなく市場シェアを高め、利益の向上を図りたい」と話した。
パートナーズメッセについては、「昨年から対象を広げて納品店も含めた幅広い展開にして、新製品のみならず、既存の注力品、目玉企画、営業MD提案などを行い、私たちならではの価値訴求を行う。納品店に向けては、医療、役所、教育、製造からマイナンバーなどの時事ネタ、カスタム、防災までの提案をする」とし、また「パンチの回収では引き続き修理交換を続けており、今回もパネル展示で協力をお願いしている」とした。
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2015年07月22日
コクヨS&Tがパートナー's メッセを開催 テーマは「WA!」
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