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コンパスも進化 グッドデザイン賞受賞のペンパス 

2008年10月20日

直径10ミリ径の軸が2つに分かれてコンパスの脚部となる

写真は2点ともシャープタイプ

 レイメイ藤井(東京都江東区)から発売された、スタイリッシュなコンパス「ペンパス」が、異例のヒットを続けている。発売半年で想定の倍以上となる10万本を売上、年間累計でも20万本に迫る勢いだ。シャープペンタイプも発売され、欧米での発売も決まった。

 ペンパスは、2007年11月に安全性、携帯性、収納性に優れたニュースタイルのコンパスとして発売された。同社栗崎泰爾専務は、「100円ショップが文具店の横に出店する時代、市場喪失の危機感があった」と、差別化製品の開発に着手した。

 同社商品企画室デザイナーの浅野覚文氏は、「自分が学生だった時の不満点は、かさばる、危ないだった」。

 そこで、ペンパスでは、危険な針と芯はキャップ内に収納され、安全性を確保。さらにキャップには、おしゃれなクリップを装備し、携帯性も向上させた。さらに、ケータイ電話の塗装を意識した、今までのコンパスにはないスタイリッシュなカラー3色を揃えた。

 当初は子ども達の使用を想定したが、「使わないのに買ってしまった」など、大人のユーザー層がブログ上で発信、デザインを軸に新たな購入層を作り出している。

 同社にとって15年ぶりの申請となるグッドデザイン賞も受賞し、10月中旬からは、シャープタイプを発売し、芯タイプとは異なるメタリックカラー4色をラインナップすることで、店頭で同時展開してもらえるようにした。

 商品企画室の井上俊哉室長は、「日本人の優れた価値観を大事にしてデザイン評価を行なった。今後も思いつきを製品化することで、市場価値を高めていきたい」という。

 ペンパス芯タイプ(3色、税込630円)、「シャープタイプ」(4色、税込840円)。

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