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エムディーエスが業績と経営方針発表 100億の大台を視野に入れる

2012年08月02日

「MD提案など日々の売場ケアができるのが当社の強み」と鷲見社長

 パーソナル文具に特化した文具卸、エムディーエス(東京都墨田区、鷲見孝社長)は、8月1日午後3時30分から、東京浅草の浅草ビューホテル3階で業績報告会を行い、メーカー、金融機関、プレスなど120名が出席。前期売上高94億円を発表し、100億の大台を射程距離に入れた。

 同社は、店頭向けのパーソナル文具に特化した問屋。景気の低迷で、法人向け需要が伸び悩む中で、パーソナル向け市場はすそ野が広がっており、業績も好調だった。

 報告会は、14期決算数字、取引先上位7社実績、返品実績に続いて、14期主要トピックスの振り返りと、今期中期3カ年経営方針について、同社を取り巻く環境とMDSビジョン、中期経営戦略と15期中期3カ年計画についてのプレゼンを行った。

 鷲見社長は「売上高が順調に推移しており、13期の88億8600万円から、14期は94億1100万円と5.9%増となった。経常利益に関しては札幌拠点の移転拡張や、システム投資、海外進出における広告宣伝費などの投資を積極的に行ったことにより、同14.87%減の7263万円だった。好調の背景として、90店を超える新店や新装開店が貢献した」と前期業績を振り返った。

 今期については「法人向け需要の減少、パーソナル文具の拡大。異業種からの参入が続き、競争が激化。また書籍店の文具売場が活性化し、当社主要取引先の積極出店などの環境の中で、MDSビジョン『新しい売場を創り出すトレーディングカンパニーに変化したい』を掲げ、MD提案のできる卸売業を深堀りしながらさらに進化させる」と語り、今期の取り組みとして、「ロジスティクス機能の強化・拡充、展示会のさらなる充実、継続的な新商品提案力の強化、直輸入品を含む自社開発商品の積極展開、既存取引先とのパイプ強化、返品及び少額配送改善による収益力向上、小売事業の早期収益化」の7点をあげた。

 ロジスティクス機能の強化では、「千住+関西+旧札幌」の3拠点計で、2011年12月に1444坪だったスペースを、2013年1月には1.6倍となる2257坪まで拡大させる計画を発表。

 また、多品種少量、短いライフサイクル、購買行動の多様化というパーソナル文具の市場特性に対応するべく、メーカーサポート機能とリテールサポート機能を兼ね備えたサプライチェーンコントロールができる卸売業を目指す。

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